※この記事は「2023年8月24日」に更新しました。
手軽に持ち運びができるノートパソコン。
仕事で使ったり、動画を視聴するためにプライベートで使ったり。
使用用途は色々でしょうが、誰もが思うことは 買って失敗したくない ということです。
- すぐに容量がいっぱいになって、データが削除できなくなった
- 動画編集のために購入したけど、動作が遅くて使い物にならなかった
- 自分が使いたいソフトをインストールすることができなかった
もしかしたら、上記のような失敗をしたという人もいるのではないでしょうか?
- 店員さんに薦められて、必要以上に高いものを購入してしまった
- 自分で安いものを選んで、失敗した
どんなパソコンが自分にとって最適か理解しています。
しかし、パソコンに対して、そこまで興味のない方。
なんとなく選んでしまう方も多いのではないでしょうか?
今回は、失敗しないノートパソコンの選び方を紹介します。
ちょっとしたコツがあるので、参考にしていただければ、幸いです。
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- パソコン販売歴、約5年
目次
失敗しないノートパソコンの選び方
以下の項目を順番にチェックすれば、ノートパソコン選びに失敗することはほぼありません。
- ノートパソコンでやりたいことが決まっているか?
- ノートパソコンの OS(基本ソフト)
- 持ち運びをするか?
- CPU、メモリ、SSD(ハードディスク)など
- 端子・インターフェースなど
- Office は必要か?
ノートパソコンでやりたいことが決まっているか?
まず、ノートパソコンを買う前にやりたいことが決まっているかどうか確認しましょう。
なぜなら、以下の目的で購入する場合、高性能なパソコンを買う必要があるからです。
- 動画編集
- デザイン
- ゲーム
特にゲームをする場合、グラフィックボードという部品の性能が重要になります。
このように思っても、安いパソコンを買ってしまうと失敗する可能性が高くなります。
ノートパソコンの OS(基本ソフト)
次に、ノートパソコンの OS(基本ソフト)を何にするか選んでおきましょう。
基本的には、以下から選ぶことになります。
- Windows
- Mac
- Chrome
個人的には、世界で最も高いシェアの Windows をおすすめします。
理由は、できることが幅広く、その割に価格もお手頃だからです。
昔は、Windows はできるけど、Mac はできないといったことがありました。
今は、そういったことはほぼありません(ゲームをする人以外)。
パソコンとタブレットの間のような立ち位置なので、使い手を選びそうですが、やりたいことがハッキリしている方にはおすすめです。
持ち運びをするか?
持ち運びをするかどうかも、ノートパソコン選びの重要な要因になります。
パソコン初心者は、どうしても小さいものを選びがちですが、持ち運びしないのであれば、サイズの小さいものは避けましょう。
最も一般的なサイズで、価格も手頃なものが多いです(最近だと、16型も流行りつつあります)。
逆に持ち運びをするのであれば、15.6型だと大きすぎます。
持ち運びに特化したものは、省電力であったり、バッテリーの容量が大きかったり、軽かったりするので、多少お金をかけてでも良い製品を購入しましょう。
CPU、メモリ、SSD など
どんなパソコンを選ぶときでも、最重要な部品が CPU です。
例えば、シェアの多い、インテルで説明すると、Core i5 以上を選んでおけば、ほぼ失敗はありません(ブログやプログラミング程度であれば、Core i3 以上でも問題なし)。
詳しい選び方を知りたい方は、以下の記事をご参照下さい。
次にメモリですが、どんな作業をするにしても 8GB以上がおすすめです。
クリエイターの場合、16GB は欲しいところです(理由は、メモリの負担が大きいソフトを複数使う可能性があるから)。
そして、SSD(または、ハードディスク)ですが、これに関してはどれだけデータを保存できるかという部品になります。
データの整理が苦手な人がここを見落としてしまうと、OS の更新(アップデート)ができないということにもなります。
最後が、グラフィックボードです。
この部品に関しては、ゲーム、動画編集、デザインをする人以外はこだわらなくても問題ないかと思います。
端子・インターフェースなど
持ち運びをしないのであれば、端子は必要以上にこだわらなくても良いかもしれません。
しかし、軽量化されたモデルなどの場合、端子の数が少ないことがほとんどです。
- 外部モニターを接続したい(デュアルモニターなど)
- 外付ハードディスクを接続したい
- 外付ブルーレイドライブを接続したい
例えば、HDMI を mini HDMI のように、形状だけ変換するのは問題ないことがほとんどです。
しかし、元々備わっていない機能を USB-A などで接続する場合、相性が悪かったりするケースもあります。
Office が必要か?
Office(Word、Excel、PowerPoint など)が必要かどうかも確認しておきましょう。
必要な場合は、プレインストール版(購入時に付属しているもの)を購入した方がお得です。
ノートパソコンを買う方法について
基本的にパソコンはネットで買うのがおすすめです。
実店舗だと、人件費などのコストも発生します。
個人的には、以下の方法でパソコンを購入することがほとんどです。
- BTOパソコンメーカー( マウスコンピューター など )で購入する
- 海外大手メーカー( Lenovo など )で購入する
- 国内メーカー直販サイト( NEC など )で購入する
- Amazon(アマゾン)で購入する
それぞれ、解説していきます。
BTO パソコンメーカーで購入する
BTO パソコンメーカーは、コスパの高い Windows が手に入るところが多いです。
個人的には、マウスコンピューター がおすすめです。
パソコンが欲しいと思ったときに、自分が望んでいるものが手に入ることが多いです。
高性能で価格の安いノートパソコンをお探しの方は、一度チェックしてみて下さい。
海外大手メーカーで購入する
海外大手メーカー( Lenovo など )は、価格競争に強いイメージがあります。
実際、世界シェアが圧倒的な場合が多く、お得に購入できることも多いです。
Lenovo(レノボ) は、日本の販売に力を入れているので、おすすめです。
国内メーカー直販サイトで購入する
家電量販店は、価格を比較される傾向があるので、付加価値のついたオリジナルモデルを推奨していることが多いです。
付加価値が上手く自分の欲しいものであれば良いのですが、自分に最適な製品を探すのはなかなか難しいものです。
国内メーカー直販サイトは、家電量販店向けのオリジナルモデルと比べると、比較的機能がシンプルな傾向にあります(モデルによります)。
例えば、できるだけ薄型で軽量の高性能パソコンが欲しい ということであれば、NEC には、本体重量が 900g 付近の製品があります(LAVIE NEXTREME Carbon 14.0型)。
少しお金をかけて、使いやすいものを選びたい方は、一度チェックしてみると良いかと思います。
Amazon(アマゾン)で購入する
意外と盲点なのが、Amazon(アマゾン)です。
Amazon は、配送システムが優れているので、すぐ欲しいという方におすすめです。
BTOパソコンやメーカー公式のダイレクトショップだと、受注生産なので、納期がかかることがほとんどです。
探してみると、良い製品もたくさんあるので、一度チェックしてみることをおすすめします。
Amazon は、Mac も購入することができます。
基本的に Apple は値引きしないので、Amazon ならお得に購入できるかもしれません。
たまに、古いパソコンが販売されていることがあるので、そこだけ注意しましょう。
最後に
今回は、失敗しないノートパソコンの選び方について、解説しました。
ネットの良いところは、簡単に見比べることができるところです。
色々調べながら、自分にとって最適なものを選んでいただければと思います。