※この記事は「2023年4月21日」に更新しました。
パソコンの部品で、最重要と言っても過言ではないのが、CPU です。
選び方を失敗すると、自分のやりたいことができなかったり、買ったばかりなのに動作が遅いということにもなりかねません。
今回は、シェアの多い、インテルを中心に紹介していきます。
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- パソコン販売歴、約5年
目次
CPU の選び方(インテル)
インテルの CPU を選ぶときは、どんな種類があるか把握しておきましょう。
- Core i7
- Core i5
- Core i3
- Pentium
- Celeron
基本的には、上から順番に高性能です。
Core M(Celeron と Pentium の間くらいの性能)といった、モバイル系のものもあります。
しかし、一般的には、上で紹介したものを理解して選べば、失敗することはほぼないでしょう。
CPU の世代に注意
インテルの CPU は、世代というものがあります。
例えば、同じ Core i5 でも今のものと 5年前のものでは性能が全く異なります。
Core i5-10400 であれば、第10世代です。
Core i7-8700K であれば、第8世代です。
他にも H、HQ が付いていたら、ハイクオリティタイプとか、U が付いていたら、省電力タイプとかあります。
自作パソコンをしない限りは、そこまで詳しく知る必要はないので、とにかくあまり古い世代の CPU は選ばないようにしましょう。
画像編集や動画編集をするなら、Core i5以上
画像編集や動画編集をするなら、Core i5以上を選びましょうというのは、有名な話です。
画像編集に関しても、高解像度、高画質のデータを扱う場合、やはり負荷がかかります。
ブログやプログラミング程度なら、Core i3以上
個人的にブログやプログラミング程度なら、Core i3以上を選んでおけば良いかと思います。
ブログを書く場合、画像編集もすることになりますが、一眼レフで撮影した、高解像度、高画質のデータを頻繁に編集しないのであれば、 Core i3 でも問題ないかと思います。
実際に私も Core i3(第5世代)のノートパソコンでブログを書くことがあります(遅いと思ったことはありません)。
大学生のパソコンは、Core i5 がおすすめ
大学生のパソコンを選ぶとき。
販売員に Core i5 がおすすめとよく言われるのではないでしょうか?
Core i5 を選んでおけば、スペックの観点で実現不可能なことがほとんどなくなるからです。
在学中に本格的にやりたいことができたとき、後悔せずに済むことがほとんどです。
ただし、オンラインゲームや高負荷の動画編集を行う場合は、スペック不足の可能性もあります。
世代などで失敗しないためにもなるべく新品を購入する
よくある失敗が中古パソコンを購入して、Core i5 だけど、5年以上前の製品で遅いといったことがあります。
パソコンはよほどのこだわりがない限り、新品を買うようにしましょう。
パソコンはいつも新品を買うようにしています。
約5年くらいで買い替えを検討する時期です(使い方によってはもっと短い場合もあります)。
新品のパソコンを買えば、CPU の世代で失敗するということはほとんどありません(ただし、型落ち品は注意)。
BTOパソコンメーカー( マウスコンピューター など)で購入すれば、高性能 PC をお得に購入することができます。
もっと詳しく CPU の性能を比較する
もっと詳しく CPU の性能を比較したい場合、以下の点にも着目してみましょう。
- コア数
- スレッド数
- クロック周波数
コア数というのは、1つの CPU の中に実際に処理を行うユニットがいくつ入っているかを示しています。
マルチコアだと同時に複数の処理ができるのでデータの処理待ちが発生しにくいです。
スレッド数というのは、1つの CPU で同時にいくつの処理を行えるかを示しています。
ハイパースレッディング(HT)という、1つのコアで 2つの処理を行うことができる技術があります。
これに対応していれば、4コアの CPU は、最大で 8スレッドの処理が可能ということになります。
基本的には、このコア数とスレッド数の違いで、Core i7 や Core i5 といったシリーズに分けられています。
クロック周波数は、1秒間にどれくらいの処理が可能かを示しています。
インテルの場合、ターボ・ブースト(TB)に対応していれば、定格の範囲内でクロック周波数を上げて、処理を高速化することもできます。
最後に【CPU でパソコンの性能はほとんど決まる】
今回は、CPU の選び方(インテル)について、解説しました。
BTOパソコン販売サイト( マウスコンピューター など)のスペック表で、実際に見るのも勉強になるかと思います。
パソコンを買う場合は、用途に合わせて、選ぶことをおすすめします。