WordPress有料テーマ徹底比較【7選】

※この記事は「2023年6月5日」に更新しました。

  • 有料テーマを使ってブログを収益化したい
  • 数が多すぎてどれを選ぶべきか迷っている

私は、WordPress(ワードプレス)を 10年以上使っています。

無料テーマ、有料テーマ併せて、15種類以上は試しています。

そんな管理人が WordPress有料テーマを比較しながら、特性などを紹介していきます。

タカフミ
記事を書いている管理人の経歴は、以下の通りです。
  • 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
  • WordPress歴、10年以上
  • パソコン販売歴、約5年

有料テーマとは

有料テーマとは

有料テーマとは、WordPress(ワードプレス)テンプレートのこと。

WordPressテンプレートの中には、無料テーマもあります。

それでも、有料テーマを選ぶ人がいるのは、以下の理由があるからです。

  • 初期設定の手間を省ける
  • 豊富な機能が使える
  • 完成度の高いブログをつくることができる

もちろん、テーマによって違いはあります。

基本的には、最小限のプラグインで、デザイン性の高いブログをつくることができます。

有料テーマを選ぶ基準

有料テーマを選ぶ基準は、以下の通りです。

  • デザイン
  • 機能や装飾パーツが多いかどうか
  • 価格

まず、デザインに関してですが、正直好みが分かれるところです。

タカフミ
どんなジャンルでブログを制作するかで変わります。
デザイン性が高いテーマを使ったからといって、収益化できるわけでもありません。

もし、ジャンルが決まっているなら、他のブログを参考にしたり、実際に公式サイトでデザインを確認する のがおすすめです。

次に、機能や装飾パーツが多いかどうか。

多機能だから良いというわけではありません。

例えば、今後テーマを変更することも考えると、SEO対策系の機能は、プラグインで実装した方が良いこともあります。

どういう戦略でサイト運営するかで好みが分かれます。

最後に、価格について。

タカフミ
基本的に、1~2万円のテーマを選定しています。

高すぎるテーマを使ったからといって、確実にブログ収益化できるわけではありません。

主観ではありますが、次に紹介する有料テーマを 4グループに分けています。

  • 縦軸は価格(上グループの方が高い)
  • 横軸は機能数(右グループの方が汎用性が高い)
ポジションマップ

多機能だとできることを把握するまで時間がかかるというデメリットもあります。

どのグループが優れているということではないので、ご了承下さい。

有料テーマ徹底比較【7選】

タカフミ
これから WordPressブログを開設する方に向けて、有料テーマを紹介します。
私が(一部)使用したり、調査した上で評価しています。

STORK19【初期設定が簡単なテーマ】

STORK19
※ OPENCAGE(公式)より引用

OPENCAGE(オープンケージ)の中で、最もおすすめな有料テーマです。

アルバトロス、旧ストーク、それぞれ使ってきましたが、今買うなら間違いなく STORK19(ストーク19)です。

公式サイト
» STORK19

OPENCAGE のテーマは、デザインがほとんど完成しているので、初期設定に時間がかからない のが特徴です。

  • カスタムに時間を使いたくない
  • とにかく記事を書くことに集中したい
タカフミ
上記のような方には最適です。

ただし、スプリットライセンスなので、1サイトに 1テーマしか使えません。

価格は、11,000円(税込)とリーズナブルなので、まず 1サイト成功させたい方におすすめ。

\ 実は、効率重視の凄いテーマ! /
※ ブログ初心者にもおすすめ。

もっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照下さい。

STORK19がブログ初心者におすすめな5つの理由【完全解説】

STORK19がブログ初心者におすすめな5つの理由【完全解説】

2023年6月1日

AFFINGER6【アフィリエイトに最適なテーマ】

AFFINGER6(アフィンガー6)
※ STINGER STORE(公式)より引用

AFFINGER6(アフィンガー6)は、収益化に特化した有料テーマです。

公式サイト
» AFFINGER6

歴史が長く、多くのアフィリエイターが使っています。

クラシックエディタ、ブロックエディタ、どちらも対応しているので、幅広いユーザーに愛用されています。

タカフミ
お気に入りのポイントは、以下の通り。
  • 記事の装飾が豊富
  • 収益化に特化している
  • 一度使い方を覚えたら、複数サイトで使い回しができる
\ 本気で収益化を目指す方へ! /
※ アフィリエイトサイト向き、WordPressテーマ。

AFFINGER6 と STORK19 を比較した記事があるので、詳しく知りたい方はご参照下さい。

AFFINGER6 と STORK19 を比較【違いを解説】

AFFINGER6 と STORK19 を比較【違いを解説】

2022年10月6日

SWELL【シンプルなのに高機能なテーマ】

SWELL
※ SWELL(公式)より引用

SWELL は、ブロックエディタに完全対応した、非常に人気のある有料テーマです。

価格が、17,600円(税込)なので、安くはありません。

しかし、その価値は十分あります。

クラシックエディタは使えません。

開発者自身が機能や推奨プラグインを上手くコントロールしている印象を受けました。

複数サイト利用も可能です。

タカフミ
初心者にもやさしいテーマです。
公式サイト
» SWELL

JIN:R【JIN の後継テーマ】

JIN:R
※ JIN:R(公式)より引用

人気有料テーマ JIN の後継テーマとして、JIN:R が 2022年11月にリリースされました。

  • JIN よりもブロックエディタを意識したつくり
  • デザインのテンプレートが用意されている
  • 直感的にブログをデザインできる

上記が特徴です。

価格は、19,800円(税込)と他のテーマと比べると高額ではあります。

デモサイトを見る限り、デザインが優れているので、検討する価値はあります。

公式サイト
» JIN:R

THE THOR【カスタマイズ性の高いテーマ】

THE THOR(ザ・トール)
※ THE THOR(公式)より引用

THE THOR(ザ・トール)は、収益化を強力に後押しする機能が豊富な有料テーマです。

公式サイト
» THE THOR
タカフミ
AFFINGER6 に少し似ています。
  • SEO に強く、上位表示されやすい
  • 美しく・おしゃれで・洗練されたサイトがワンクリックで完成

上記のような評判も特徴ですが、個人的にはプラグインがほとんど必要ない点が優秀だと思っています。

開発者の異なるプラグインを導入しすぎると脆弱性の原因になることもあります。

独自の設定を最初覚える必要があるので、初期設定には少し時間がかかります。

それでも、無料テーマよりは、圧倒的に早く完成度の高いブログをつくることができます。

複数サイトで使えるテーマなので、アフィリエイトサイトと相性が良いです。

弱点は、現状だとブロックエディタに対応していないこと。

\ カスタマイズ性の高いテーマ! /
※ 高機能、中級者以上におすすめ。

NOMAD【ミニマルデザインに特化したテーマ】

NOMAD
※ NOMAD(公式)より引用

NOMAD は、2022年6月にリリースされた、今回紹介している中では新しいテーマです。

ブロックエディタに完全対応しており、直感的操作で、初心者にやさしいのが特徴です。

複数サイト利用も可能です。

価格は、15,400円(税込)です。

高速な表示速度
※ NOMAD(公式)より引用

SWELL と同じく、クラシックエディタ非推奨のテーマです。

デザインが特徴的なので、気になる方は公式サイトをご確認下さい。

公式サイト
» NOMAD

Readable【文字にこだわったテーマ】

Readable
※ isotype(公式)より引用

Readable(リーダブル) は、日本語タイポグラフィにこだわった有料テーマです。

タカフミ
タイポグラフィというのは、文字をデザインすることです。
  • 軽量化された 33種類の Webフォントが使える
  • 文字同士の行間、余白が簡単に設定できる
  • 主張しすぎないデザイン

Gutenbergエディタ(ブロックエディタ)に完全対応しており、記事の読みやすさ収益化のしやすさ にこだわっています。

ユーザー数が非常に多いテーマを選ぶデメリットは、デザインが似たような感じになりやすい点。

Readable に関しては、軽量化された Webフォントを変えるだけでも印象がかなり変わります。

タカフミ
デザインで差別化したい方は、おすすめ。

弱点は、軽量化されているとはいっても Webフォントを使っていることやスライダーを使っているので、表示速度がやや気になるところ(推奨プラグインは公式で紹介)。

そうはいっても、着眼点は素晴らしいので、フォントにこだわりたい方は検討する価値ありです。

価格は、14,800円(税込)。

\ 文字にこだわった国産テーマ! /
※ 一度の購入で使い放題。

Readable について、詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照下さい。

Readable(リーダブル)の評価・評判

Readable(リーダブル)の評価・評判【isotypeテーマ】

2021年11月9日

無料テーマから有料テーマに変更する注意点

無料テーマから有料テーマに変更する注意点

無料テーマをしばらく使っていたけど、有料テーマを使ってみようと検討している方へ。

以下のような注意点があります。

  • 画像サイズを変更する必要がある
  • テーマ独自のショートコードを使っている場合、使えなくなる
タカフミ
私も最初は無料テーマで収益化を目指していました。

途中、サイトのデザインを変更したくなり、カスタムすることになるのですが、中々納得できるものができませんでした。

そこで、有料テーマを導入しました(当時購入したのは、アルバトロス)。

今まで時間をかけていたのが、嘘のように完成度の高いサイトが仕上がりました。

ただ大変だったのが、画像サイズの変更です。

この時点で 100記事くらい書いていた記憶があります。
タカフミ
画像編集ソフトで全て作り直しました。

ショートコードの削除に関しては、当時、Search Regex というプラグインを使いました。

今となっては、もっと早く導入しておくべきだったと思っています。

それから、新しいブログを制作するときは、有料テーマを必ず導入しています。

最後に

今回は、WordPress(ワードプレス)の有料テーマについて、解説しました。

ブログ初心者にとって、最初の難関は 1年間ブログを継続させることだと思います。
タカフミ
ブログを収益化するためには、長期視点で運営する必要があります。

有料テーマを導入すれば、記事更新のモチベーションも上がるので、最短で結果を出したい方は検討することをおすすめします。