※この記事は「2023年4月27日」に更新しました。
WiMAX(ワイマックス)を使っている方へ。
- 通信が不安定
- つながりにくい
- 遅い
上記のようなことを思った方はいませんか?
私も WiMAX を契約しています。
最近遅いと感じることがあったので、今回の記事を書くことにしました。
実機(モバイルルーター)もいくつか設定してきました。
そんな管理人が解説していきます。

- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- パソコン販売歴、約5年
- WordPress歴、10年以上
目次
WiMAX が遅い(もしくはつながらない)原因

WiMAX が遅い(もしくはつながらない)原因で考えられるものは、以下の通りです。
- 古い端末を使っている
- 通信速度の制限がかかっている
- 端末の設定ミス
- 5G エリアで電波が弱い
- 他の電波と干渉している
- 一時的に通信障害が起きている
- 使っている場所がエリア外
こうやって並べてみると結構あります。

遅い(もしくはつながらない)ときに試してほしいこと

ここからは、先程の原因を踏まえた上で、試してほしいことを解説していきます。
WiMAX(ワイマックス)は歴史が長いので、解決策がたくさんあります。
中には、様子を見るしかないものもありますが、それぞれ紹介します。
古い端末を使っている場合
古い端末を使っている場合、通信速度が遅くなったり、不安定になったりする可能性はあります。
WiMAX の今までの歴史を見ていると、昔の遅い電波を縮小し、新しい電波を拡大するということを続けています。
例えば、昔 WiMAX2+ の前に WiMAX という電波があったのですが、だんだん縮小して、最終的にはサービスを終了しています。
今は、WiMAX +5G というサービスを展開しているので、切り替えのタイミングになっています。
もし、新しい電波を受信できない端末を使っているなら、契約を変更することをおすすめします。
例えば、BroadWiMAX というプロバイダの場合、上限 19,000円(非課税)で乗り換え時の違約金を負担してくれるキャンペーンをやっていたりします。
上手く利用すれば、最新の端末が手に入ります。
通信速度の制限がかかっている場合
通信速度の制限がかかっていて遅くなっている可能性もあります。
以前は、ギガ放題プラス(5G)の場合、直近 3日間で 15GB以上使うと、翌日の混雑時間帯に速度制限がかかるようになっていました。
最近は、規約が変更になり、以下のようになっています。
一定期間内に大量のデータ通信があった場合、混雑時間帯に通信制限する場合がある

モバイルルーターなどの通信量カウンターを確認しましょう。
使いすぎている場合は速度制限の可能性があります。
データ量通知サービスというものに登録すれば、速度制限がかかる当日13時以降にメールで連絡してもらうこともできます。
端末の設定ミスの場合
プライベートで WiMAX を使っていて、意外と多いと思ったのが、端末の設定が原因で遅くなっていること。
私が使っている機種(Galaxy 5G Mobile Wi-Fi)の場合。
ポケットに突っ込んだり、急いで出し入れして。

画面ロック解除をスワイプ以外にすれば解決しそうですが、同じような経験がある方へ。
以下の項目は、確認した方が良いです。
- Wi-Fi を自動的に OFF がオンになっている
- ネットワーク名を非表示にしている
私が使っている Galaxy 5G Mobile Wi-Fi を例に解説します(全機種ではありませんが、他の端末でも同じような設定は可能)。
システム設定 → 省電力
この項目で Wi-Fi を自動的に OFF がオンになっていて、通信が不安定になったことがありました。

次は、スマホで Wi-Fi からキャリアの電波に切り替わったときに疑った方が良い設定です。
スマホ側でいくら Wi-Fi を切り替えても、WiMAX の端末に接続されない場合、ネットワーク名を非表示にしている可能性があります。
Wi-Fi → Wi-Fi
この項目で ネットワーク名を非表示 がオンになっていれば、オフにしましょう。

実際に一度だけ、この設定がオンになっていたことがありました。
5G エリアで電波が弱い
5G を受信できる端末限定です。
5G エリアで電波が弱いけど、受信できる場合に不安定になることがあります。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi は、Android なので、マニアックな方法もありますが、根本的な解決は難しいかと思います。
どうしても設定を変更したい方は、以下の記事をご参照下さい。
他の電波と干渉している
- コードレス電話(1.9GHz が採用されていないもの)
- 電子レンジ
- Bluetooth機器
- 無線ルーター(意外と遠くまで届く)
上記のようなものが周辺にある場合、電波干渉の可能性もあります。
屋内で使っている人限定なんですが、他の電波と干渉して遅くなっている場合。
周波数帯を 2.4GHz から 5GHz に変更することで解決することもあります。
一時的に通信障害が起きている
ほとんど経験はありませんが、台風や基地局の不良が原因で通信障害が起きる可能性もあります。
この場合、どうしようもないので、復旧を待ちましょう。
使っている場所がエリア外
山間部や田舎など、使えないエリアが存在することも事実です。
公式サイトで提供エリア判定を行うことができるので、エリア外の場合はあきらめましょう。
プラスエリアモードにすれば、使えるエリアは拡大するので、試してみるのも良いかと思います。
ただし、月間の通信制限が設定されているので、注意しましょう。
最後に
今回は、WiMAX(ワイマックス)が遅い(もしくはつながらない)ときに試してほしいことを解説しました。
基本的につかいやすくて満足しているのですが、現状の不満点は、5G エリアの電波が弱いところで 4G の電波をしっかり受信してくれないところです。
5G エリアが拡大しているところなので、今後は使いやすくなっていくでしょうが、メイン回線で考えている場合は、提供エリア判定以外にも Try WiMAX(契約前に15日間無料で試すことができる)も検討することをおすすめします。
詳しくは、以下の公式サイトをご確認下さい。

エリアによって使い勝手が変動するのがデメリットですが、固定回線にはない魅力があります。
この記事で、設定や契約などを見直して、インターネット生活を楽しみましょう。