※この記事は「2022年7月11日」に更新しました。
無料で使える、高機能画像編集ソフト GIMP(ギンプ)の使い方を紹介します。
今回は、写真(画像)の明るさ・コントラストを変更する方法を解説します。
- WordPress歴 10年以上
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- パソコン販売歴、約5年
目次
GIMP(ギンプ)で画像の明るさ・コントラストを変更する方法
それでは、GIMP(ギンプ)で明るさ・コントラストを変更する方法を紹介します。
写真をインポートする
まずは、加工したい写真をインポートします。
ファイル → 開く/インポート から開きます(※)。
※ 写真は、HGUC Zガンダム です。
レイヤーを複製する
写真を加工するので、レイヤーを複製しておきます。
このように作業すれば、レイヤーの表示・非表示で加工前後の変化がわかりやすく、やりなおしも簡単にできます。
レイヤーを右クリックして、レイヤーの複製 をクリックします。
明るさ・コントラストを変更する
色 → 明るさ・コントラスト をクリックします。
すると、以下のような画面が表示されます。
まずは、何も加工していない状態の写真です(明るさ:0、コントラスト:0 )。
次に、明るさ:40、コントラスト:25 で加工した写真です。
雰囲気が変わっているのがわかるかと思います。
基本的にコントラストを上げていくと、ハッキリした印象になります。
簡単な機能ですが、これだけで雰囲気が大きく変わる写真もあります。
トーンカーブで部分的に明るさを調整する
先程の機能で明るさを補正しても良いのですが、全体的に明るさを調整するため、白っぽい写真になる場合があります。
- 明るい部分はそのままで暗い部分を明るくする
- 暗い部分はそのままで明るい部分を暗くする
このような感じで部分的に調整するのに便利な機能がトーンカーブです。
色 → トーンカーブ をクリックします。
すると、以下のような画面が表示されます。
すでに調整後ですが、左下は暗い情報、右上は明るい情報が表示されています。
今回の場合、左下のライン上をクリックして、暗い情報を動かないようにしています。
あとは、ライン上の明るい情報をクリックして、ドラッグして上へしました。
加工したものが以下の写真です。
最後に
今回は、明るさ・コントラストを変更する方法を紹介しました。
全体的に明るさを調整したいときは、明るさ・コントラストを使って、変更しましょう。
部分的に明るさを調整したいときは、トーンカーブを使えば、綺麗に加工できる場合が多いです。
あまり気にしてこなかった人は一度試してみて下さい。