※この記事は「2022年8月14日」に更新しました。
私のように複数 WordPressブログを運営している方も多いかと思います。
しかし、自分のリソースが限られている以上、現実的に難しいこともあります。
- モチベーションが下がって、更新できなくなった
- 損切りして、新サイトを制作したい
- 放置しているサイトを削除したい
上記のような方に向けて、ブログ歴 10年以上の管理人が解説します。

- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- パソコン販売歴、約5年
目次
なぜ、WordPress を削除する必要があるか?
近年、レンタルサーバーの容量は非常に大きく、複数運営していてもデータがいっぱいになるということはまずありません。
それでは、なぜ、WordPress を削除する必要があるか?

WordPress というのは、簡単に色々なことができる反面、更新していないとセキュリティが弱くなっていきます。
メンテナンスをしていれば問題ないのですが、ずっと放置していると、最悪の場合、乗っ取られてしまうようなケースもあります。
一見、よくあるようなサイト。
アクセスすると、セキュリティソフトから、危険なサイトという警告。
このような場合、管理者が意識していなくて、加害者になってしまっているというわけです。
上記のようなケースは稀ですが、他人事ではありません。
余計なリスクを負わないようにしましょう。
エックスサーバーで WordPress を削除する方法
まず、知っておきたいのが、以下 2種類のデータを削除しなければいけないということ。
- サイトデータ(アップロードした画像、テーマ、プラグインなど)
- データベース(記事のタイトル、記事の内容、公開日、カテゴリーなど)

エックスサーバーで WordPress を削除する手順です。
- サーバーパネルでデータベースの情報を確認する
- サーバーパネルで WordPress をアンインストールする
- WordPress のデータベースを削除する
順番に解説します。
ちなみに、今回の方法は、1つのデータベースに対して、1つの WordPress をインストールしている方に向けたものです。
例えば、簡単インストールを使わないで、1つのデータベースに対して、2つ以上の WordPress をインストールしている方は注意して下さい(該当しない方がほとんどだと思います)。
サーバーパネルでデータベースの情報を確認する
データベースを削除するために、必要な情報を確認します。
サーバーパネルにログインして、削除したい WordPress がインストールされている独自ドメインを選択します。

WordPress → WordPress簡単インストール
インストール済み WordPress 一覧で データベース名 を確認します。

サーバーパネルで WordPress をアンインストールする
次に、WordPress をアンインストールします。
WordPress → WordPress簡単インストール
削除 をクリックすると、以下のような確認画面が表示されます。

間違いなければ、アンインストールする をクリックする。
WordPress のデータベースを削除する
WordPress のデータベースを削除します。
データベース → MySQL設定
事前に調べたデータベース名を探し、削除します。
削除 をクリックすると、以下のような確認画面が表示されます。

間違いなければ、削除する をクリックします。
WordPress を削除した後にやること

例えば、独自ドメインを使わないのであれば、サーバーのドメイン設定を削除します。
ただし、メールを使っている方は、送受信もできなくなります。
メールを利用する方は、ドメイン設定はそのまま残しておきましょう。
その際、独自ドメインの年間費用(更新費用)は支払っていく必要があります。
最後に
今回は、エックスサーバーで WordPress を削除する方法について、解説しました。
レンタルサーバーの管理画面操作だけで、意外と簡単にできます。
放置しておくのは、あまり良くないので、必要なければ削除するようにしましょう。