※ この記事は「2025年10月16日」に更新しました。
- Windows は、ウイルス対策ソフトが必要ないって本当?
- 個人利用なら、有料ソフトはいらない?
上記のような疑問を持つ方へ。

家電量販店では、パソコンを販売していた経験もあります。
しかし、セキュリティ対策の専門家ではありません。
そんな管理人が、ウイルス対策ソフトについて、思っていることを記事にしました。
- Windows にウイルス対策ソフトがいらないと言われている理由 がわかる
- ウイルス対策ソフトが必要な理由 がわかる
- みんなが使っているウイルス対策ソフト がわかる

- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
目次
Windows にウイルス対策ソフトがいらないと言われている理由

Windows にウイルス対策ソフトがいらないと言われている理由です。
- Microsoft Defender が無料で使えるから
- ウイルス対策ソフトの効果が実感できなかったから
- ウイルス対策ソフトをインストールして遅くなったから
それぞれ解説します。
Microsoft Defender が無料で使えるから
Windows には、Microsoft Defender が標準搭載されています。
マイクロソフト社製品であるため、Windows との互換性も高いです。
リアルタイム保護機能、定期スキャン機能、サンドボックス機能など。

Chrome(クローム)にも、Microsoft Defender の拡張機能が用意されています。
ウイルス対策ソフトの効果が実感できなかったから
ウイルス対策ソフトの難しいところ。
それは、ウイルスに感染したり、マルウェアを検出しないと効果が実感できない点。
特にマルウェアと呼ばれるものは、潜伏しているかどうかがわからないのがポイントになります。
専門家でなければ、見た目で問題なく使えているなら、感染していないと考えます。
見た目は、普通のサイト。
しかし、ウイルスに感染していて、加害者になっているというケースもあります。

ブラウザで HTMLファイルをダウンロードして、閲覧している時点で多少のリスクはあります。
しかし、意識できなければ、効果は中々実感しにくいと思います。
違和感がなければ、そのまま使い続けます。
ウイルス対策ソフトをインストールして遅くなったから
ウイルス対策ソフトをインストールして、遅くなったという声は結構あります。

考えられる原因は、以下の通り。
- パソコンのスペックが低い
- 他のソフトも含めて複雑に使っている
- 使っていた時期が悪い
有名なソフトでも、使いにくかった時代があり。
かつては、ローカル環境にパターンファイルを設置していて。
重いと言われていたものもあります。
それでも、Windows にウイルス対策ソフトが必要な理由
Windows にウイルス対策ソフトはいらない。

理由は、以下の通り。
- 感染したときの検知や駆除のため
- あらゆるサイバー攻撃から身を守るため
- 多くの人がセキュリティの専門家ではないため
それぞれ解説します。
感染したときの検知や駆除のため
実際にマルウェアなどに感染したとき。
検知したり、駆除したりするために、ウイルス対策ソフトを導入します。
検出率が数パーセントの差だったとしても。
感染して、被害が増えたときの大変さを考えると、費用をかけたいと考える人も多いはず。
有名な大企業も被害を受けるような時代です。

あらゆるサイバー攻撃から身を守るため
ウイルスとセキュリティ対策は、いたちごっこです。
セキュリティが強化される(アップデート)→ そのセキュリティを突破するウイルスができる
上記を繰り返しています。
高機能なセキュリティソフトは、ふるまい検知(機械学習)のような、従来のパターンマッチング以外も強化しています。

多くの人がセキュリティの専門家ではないため
これは、私も含めた話ですが。
多くの人は、セキュリティの専門家ではありません。
インストールして、簡単な設定をするくらいで、サイバー攻撃から身を守りたいと考えています。

Windows で使えるウイルス対策ソフト比較 3選(+1)
Windows で使えるウイルス対策ソフトを比較していきます。

この記事では、紹介していませんが。
有料でも、ウイルス対策ソフトがウイルスみたいなものもかつて存在していました。
自分の環境に合うものを選び、正しく使いこなす必要があります。
比較候補は、以下の通りです。
- ノートン
- ウイルスバスター
- ESET(イーセット)
- 【番外編】Avast(アバスト)
有名かつ人気のあるものを紹介していきます。
ノートン
受賞歴のあるウイルス対策保護機能(13年連続で信頼できる第三者機関による検証が行われ、受賞)、24時間365日体制のサポートなど、世界中で使われているオールインワンのウイルス対策ソフト。簡単にインストールできて、検知から駆除まで、しっかりやってくれます。

VPN プライベートインターネット接続といったものまで、ソフトの機能に組み込まれているので。
安全にインターネットを使うために、選択肢がたくさん欲しい方向けの製品です。
ウイルスバスター
国内で人気のウイルス対策ソフト。トレンドマイクロという、日本に本社を置くセキュリティの会社が販売しています。デジタルライフサポートが付属しているものもあります(80種類以上のデジタル機器やアプリケーション、オンラインサービスの設定・操作に関する質問ができる)。
東京本社には、日本を狙う脅威情報を集めるための専門チームがいます。
昔と違うのが、クラウドにパターンファイルなどのデータを置いていて。

初心者にも人気がある印象があります。
ESET(イーセット)
軽快動作に定評があるセキュリティソフト。そして、高検知率かつ低誤検知率という、最適なバランスを実現しています。個人データやプライバシー保護に厳しい EU(欧州連合)。ESET(イーセット)は、EU(欧州連合)加盟国スロバキアで誕生しました。
軽快さは、中立なパフォーマンステストで最高評価を獲得。

ゲーム操作に影響を与えていないという口コミもあります。
【番外編】Avast(アバスト)
Windows XP の頃、私が無料で使っていたセキュリティソフトです。

Microsoft Defender を使うかどうかで、賛否両論分かれるところですが。
フリーソフトとしては、かなり優れているので紹介しました(有料版もあるようです)。
最後に【ウイルス対策ソフトは導入した方が良い】
インターネットを使うのが当たり前になった現代。
ウイルス対策ソフトなしで、サイバー攻撃から身を守るのは困難です。
OS のバージョンが古い、ブラウザに脆弱性があるなど。
情報のキャッチアップができなかったり。

スタンドアローンでパソコンを使う…なんてことはないと思うので。
ウイルス対策ソフトに限らず、セキュリティ対策は意識することをおすすめします。