※この記事は「2024年9月2日」に更新しました。
- マンションのインターネットが遅い
- ルーターを新しくしても変わらない
上記のような経験をしたことがありませんか?
もしかしたら、時間帯によっては、YouTube もまともに見れない人もいるかもしれません。
なぜ、このようなことが起こるのか、詳しく解説します。
- 家電量販店で WiMAX 受付経験あり(100件以上)
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
目次
マンションやアパートのインターネットが遅い理由
マンションやアパートのインターネットが遅い理由は、以下の通りです。
- 居住者で共有しているため通信速度が遅くなっている
- VDSL方式が採用されている
それぞれ解説します。
居住者で共有しているため通信速度が遅くなっている
マンション(アパート)は、1本の回線に対して、利用者が多い場合があります。
パケット通信という仕組みは、回線交換方式と違って、複数台で同時に共有できます。
例えば、一人でも大量にデータ通信をする人がいれば、共有している他の人たちも遅くなります。
時間帯によって、通信速度が落ちるのは、このパターンが多いです。
VDSL方式が採用されている
建物の共有部までは、光回線。
ただ、そこから VDSL方式で電話回線が使用されていると遅い可能性が高いです。
VDSL方式だと、理論値でも最大 100Mbps まで。
無線LANルーターを交換しても解決しない
先ほど紹介した理由だと、無線LANルーターを交換しても解決しません。
2万円以上の高性能で複数台接続に向いている機種を買っても、結果は同じ。
元回線が遅いことが原因なので、根本から解決する必要があります。
ただし、元々速かったけど、遅くなったり、不安定になった場合。
上記は、ルーターが原因の可能性もあります。
マンションやアパートのインターネットが遅いときの解決策
マンションやアパートのインターネットが遅いときの解決策は、以下の通りです。
- 個別で契約する
- 工事不要の回線(ホームルーターなど)を契約する
それぞれ解説します。
個別で契約する
備え付けインターネット回線があっても、個別で契約できる場合があります。
もちろん、別で費用が発生するのですが、通信速度は改善される可能性が高いです。
個別契約できるかどうかは、マンション(アパート)の管理会社などに確認してみましょう。
工事不要の回線(ホームルーターなど)を契約する
この方法が一番簡単です。
ホームルーターやモバイル回線など。
工事不要の回線を契約すれば、速度が向上する可能性があります。
昔のモバイル回線は非常に遅かったのですが、現在はかなり改善されています。
提供エリア内で問題なければ、契約したらすぐに使える手軽さが魅力です。
データ通信に特化したモバイル回線で通信速度が速いのが特徴です。
ホームルーター、モバイルルーター、どちらも選べます。
場所によっては、使えない地域もあります。
WiMAX は、プロバイダの違いで通信速度が変わるということはありません。
料金やサービス内容などで、最適なものを選ぶことができます。
業界的に変化が激しいのですが、歴史のある主要プロバイダを一部紹介します。
プロバイダ | 主な特徴 |
---|---|
UQ WiMAX | オプション、サポートのバランスが魅力 |
GMO とくとく BB WiMAX | 乗り換えキャッシュバックあり |
カシモWiMAX | 契約がシンプルで安い |
BIGLOBE WiMAX +5G | 口座振替対応、気軽に使ってみたい方向け |
ただし、以下のような方は、固定回線にこだわった方が良いかもしれません。
- パソコンでオンラインゲームをする方
- 4人以上などで動画を長時間視聴する方
上りが遅めなのも弱点なので、大容量のデータを頻繁にサーバーにアップロードする方も注意が必要です(4Gエリアの方など)。
最後に
マンションやアパートのインターネットが遅いときの解決策を紹介しました。
インターネット完備でも、無料で使える場合、通信速度が遅い可能性はあります。
場所によっては、不安定と言われていますが、今回のようなケースだと解決することも多いです。
特に WiMAX(ワイマックス)は、歴史も長いので、検討する価値は十分あります。
一人暮らしの方、引っ越しが多い方にも最適です。
私が実際に WiMAX を契約したときの話は、以下の記事で紹介しています。