質問力とは?【販売でも使える】

※この記事は「2023年4月5日」に更新しました。

質問力について。

私は人の話を聞くのが苦手だったので、質問するのがあまり得意ではありませんでした。

しかし、学生から社会人になり、円滑な人間関係を築くには必要な能力だと気付かされました。

販売でも使える内容なので、解説していきます。
タカフミ
記事を書いている管理人の経歴は、以下の通りです。
  • パソコン販売歴、約5年
  • WordPress歴、10年以上
  • 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)

質問力とは?

質問力とは?

質問力とは、相手の言っていることで不明点や疑わしい点を上手く聞き出すことができるスキルのことです。

質問をする前にまず気を付けなければいけないのが、相手の話をしっかり聞くということです。

当たり前と思うかもしれませんが、相手の話をしっかり聞いていないと良い質問はできません。

タカフミ
聞き手になるということが大切です。

相手の話を聞いて、良い質問を混ぜることで、話し手は心地良くなります。



クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン

質問は、以下に分けられます。

  • クローズドクエスチョン
  • オープンクエスチョン
タカフミ
それぞれ解説します。

クローズドクエスチョン

「はい」「いいえ」などで答えられるような、回答範囲が限定された質問のことをクローズドクエスチョンと言います。

例えば、以下のような質問は、クローズドクエスチョンです。

  • 映画は好きですか?
  • 今日は何曜日ですか?
  • お寿司は好きですか?

共通しているのは、答えがある程度決まっているので、答えやすいというところです。

初対面で相手がどういう人かわからない場合、このクローズドクエスチョンは有効です。

タカフミ
注意点は使いすぎると話が盛り上がらないというところです。

オープンクエスチョン

答えが一つに決まっていないような質問をオープンクエスチョンと言います。

例えば、以下のような質問はオープンクエスチョンです。

  • 販売力を上げるにはどうすれば良いか?
  • ブログで稼げるようになるためにはどうすれば良いか?
  • ブログを10年以上継続している理由は?

共通しているのは、正解がないこと。

タカフミ
相手によって、答える内容が異なるということです。

つまり、相手の意見や考え方を聞くことができるので、クローズドクエスチョンより多くの情報を聞き出すことができます。

実は質問力は、このオープンクエスチョンの使い方が重要だったりします。

注意点は、相手の立場を理解してからでないと答えを引き出すことができないところです。

相手を追い詰めるような質問や不快になるような質問もよくありません。

質問力は販売でも使える

質問力は販売でも使えます。

なぜなら、相手の不安に思っていることを聞き出すことができるからです。

的確に情報を聞き出すことでクレームを防ぐこともできます。

タカフミ
私はクローズドクエスチョンを上手く混ぜることが重要だと考えています。

オープンクエスチョンは話を盛り上げるためには重要なのですが、販売の場合は使いすぎると逆効果になることがあります。

初対面の方を相手にする場合、相手が回答できる能力があるかどうかも未知数です。

更に回答も想定していないものが返ってくることが多いので、接客に時間がかかってしまうというデメリットがあります。

相手の立場になって、不快にならないように答えやすい質問をして情報を聞き出すのが販売員の仕事です。

最後に

質問力について、解説しました。

販売だけでなく、上司が部下のパフォーマンスを引き出したりするときにも質問力は必要なスキルです。

大切なのは、相手の立場になって、聞き手になるというところです。