※この記事は「2025年10月5日」に更新しました。
Office 互換ソフトについて。
- マイクロソフト版 Office が高くて、手が出せない
- 無料版 Office Online だけでは使いにくい
上記のような悩みを持っている方もいるかと思います。
Word、Excel、PowerPoint は、非常に高機能なソフトです。

私も同じようなものです。
常に最新版の Office を使おうと思ったら、年間で 2万円以上支払う必要があります。
もし、互換ソフトで問題なければ、低価格で最新版を利用することができます。
互換ソフトは本当におすすめできるのか?
実際に使ったことがある管理人が解説します。

- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、約10年
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
Office 互換ソフトとは

Office 互換ソフトとは、マイクロソフト以外が提供する Word、Excel、PowerPoint のファイルを編集できるソフトのこと。

そして、それぞれで再現性の差はあります。
昔は、互換性が十分でないものもありました。
しかし、最近は高いレベルの再現性を持った製品も多いです。
例えば、KINGSOFT(キングソフト)の Office 互換ソフトは有名です。
WPS Cloud は、文書作成、表計算、スライド作成をマルチデバイス(スマホ、パソコンなど)で使うことができます。
20GB のクラウドストレージ、デスクトップアプリとしても使えて、更に PDF編集ソフトも付いています(有料版)。
機能が制限された Webブラウザ版は無料で使うことができます。
Office 互換ソフトはおすすめできるか?

Office 互換ソフトはおすすめできるか?
ほとんどの方には、おすすめできます。
ただし、以下のような方には、純正 Office(マイクロソフト版)を推奨します。
- 純正 Office で編集したファイルのやり取りが頻繁にある
- マクロ機能を使う
- レイアウトや見た目にこだわる
逆に言うと、それ以外の方なら、互換ソフトで問題ないことがほとんどです。

基本的な関数も問題なく使えますし、操作性は Office とほとんど変わりません。
WPS Cloud の有料版に加入すれば、PDF編集ソフトが使える点も大きいです。
どのくらい違うかは、次の項目で実際に表として紹介します。
マイクロソフト版と比較
Microsoft 365 Personal(マイクロソフト版)に近い製品が WPS Cloud なので、それぞれ比較してみました。
項目 | 純正 Office | 互換 Office |
---|---|---|
製品名(サービス名) | Microsoft 365 Personal AI機能搭載![]() |
|
価格(1ヶ月版) | 2,130円(税込)/ 1ヶ月 | 480円(税込)/ 1ヶ月 |
クラウドストレージ | 1TB(1,000GB) | 20GB |
使えるソフト | Word、Excel、PowerPoint、 OneNote、Outlook、Teams、Access、Publisher |
Writer(文書作成)、Spreadsheets(表計算)、Presentation(スライド作成)、 PDF編集ソフト |
クラウドストレージは、Microsoft 365 Personal が 1TB も使えるので圧倒的です。
Access(Excel よりも本格的なデータベース管理ソフト)を使う人なら、迷わずにマイクロソフト版を選ぶべきです。
しかし、私も数回しか操作したことがないほど、マニアックなソフトです。
WPS Cloud は、PDF編集ソフトが使えます。
Adobe で PDF編集できるソフトが 1,000円/月 以上かかることを考えると、お得感はあります。
毎月の費用で比較すると、Microsoft 365 Personal AI機能搭載 は、2,130円/月、WPS Cloud は、480円/月。
機能の差はあるものの、半額以下の価格で WPS Cloud は使えます。

最後に
Office 互換ソフトについて解説しました。

大学生や社会人で初めて Office を使うという人以外は、一度使ってみると良いです。
実際に比較してみると、高いレベルの再現性に驚くかと思います。