※この記事は「2024年2月21日」に更新しました。
Office 互換ソフトについて。
- マイクロソフト版 Office が高くて、手が出せない
- 無料版 Office Online だけでは使いにくい
上記のような悩みを持っている方もいるかと思います。
実際、ほとんどの方は全ての機能を使わないで満足しています。
私も同じようなものです。
常に最新版の Office を使おうと思ったら、年間で 12,000円以上支払う必要があります。
もし、互換ソフトで問題なければ、低価格で最新版を利用することができます。
実際に使ったことがある管理人が解説します。
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、約10年
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
Office 互換ソフトとは
Office 互換ソフトとは、マイクロソフト以外が提供する Word、Excel、PowerPoint のファイルを編集できるソフトのこと。
そして、それぞれで再現性の差はあります。
しかし、最近は高いレベルの再現性を持った製品も多いです。
例えば、KINGSOFT(キングソフト)の Office 互換ソフトは有名です。
WPS Cloud は、文書作成、表計算、スライド作成をマルチデバイス(スマホ、パソコンなど)で使うことができます。
20GB のクラウドストレージ、デスクトップアプリとしても使えて、更に PDF編集ソフトも付いています(有料版)。
Office 互換ソフトはおすすめできるか?
Office 互換ソフトはおすすめできるか?
ただし、以下のような方には、純正 Office(マイクロソフト版)を推奨します。
- 純正 Office で編集したファイルのやり取りが頻繁にある
- マクロ機能を使う
- レイアウトや見た目にこだわる
逆に言うと、それ以外の方なら、互換ソフトで問題ないことがほとんどです。
基本的な関数も問題なく使えますし、操作性は Office とほとんど変わりません。
WPS Cloud の有料版に加入すれば、PDF編集ソフトが使える点も大きいです。
そして、何よりも 価格が安い です。
どのくらい違うかは、次の項目で実際に表として紹介します。
マイクロソフト版と比較
Microsoft 365 Personal(マイクロソフト版)に近い製品が WPS Cloud なので、それぞれ比較してみました。
項目 | 純正 Office | 互換 Office |
---|---|---|
製品名(サービス名) | Microsoft 365 Personal | WPS Cloud |
価格(毎月の費用で換算) | 1,490円(税込)/ 1ヶ月 | 420円(税込)/ 1ヶ月 |
クラウドストレージ | 1TB | 20GB |
使えるソフト | Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Teams、Access、Publisher | Writer(文書作成)、Spreadsheets(表計算)、Presentation(スライド作成)、PDF編集ソフト |
クラウドストレージは、Microsoft 365 Personal が 1TB も使えるので圧倒的です。
Access(Excel よりも本格的なデータベース管理ソフト)を使う人なら、迷わずにマイクロソフト版を選ぶべきです。
しかし、私も数回しか操作したことがないほど、マニアックなソフトです。
WPS Cloud は、PDF編集ソフトが使えるので、Adobe Acrobat の価格を知っている方は、この点も気になるポイントだと思います。
毎月の費用で比較すると、Microsoft 365 Personal は、1,490円/月、WPS Cloud は、420円/月。
機能の差はあるものの、30%以下の価格で WPS Cloud が使えるのは凄いです。
最後に
今回は、Office 互換ソフトがおすすめできるか、解説しました。
大学生や社会人で初めて Office を使うという人以外は、一度使ってみると良いです。
実際に比較してみると、高いレベルの再現性に驚くかと思います。