※この記事は「2023年3月3日」に更新しました。
プログラミングに数学の知識は必要かという話。
プログラミングと聞くと理系のイメージを持っている方もいるかと思ったので、記事にしました。

- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- パソコン販売歴、約5年
プログラミングに数学の知識は必要か?

プログラミングに数学の知識は必要でしょうか?

私は理系だったので、文系の気持ちがすべてわかるわけではありません。
しかし、実際に文系でもプログラマーとして仕事のできる人はいました。
ただし、数学がプログラミングを学習する上で役に立つということはあります。
例えば、高校数学だと、以下の分野は非常に関連性が高いです。
- 集合と論理
- 場合の数と確率
この二つの分野は、非常によく似ています。
プログラミングは、デジタル的にパターン化して論理で考えます。
当然、エラーもパターンとして考えます。
これは、場合の数や確率でもれなく数えていく感覚と似ています。

2020年にプログラミング教育が小学校で必修化されるといわれて大分経ちましたが、私は数学も重要だと考えています。
文系でも仕事ができるプログラマーはこのくらいの内容は理解している人が多いと思います。
大学レベルの難易度の高い数学の知識は必要ないですが、パターンを見抜いたり、一般化したりする能力は必要です。
プログラミングに必要な能力
マニアックな数学の知識が必要ないことはわかりました。
それでは、プログラミングに必要な能力は何でしょうか?
解説していきます。
論理的思考能力
プログラマーは仕様書(どのようなプログラムをつくるか記述した文書)を読んで、正確な意味を定めるようにしなければいけません。

論理的思考能力がないとバグや矛盾点にも気付かず、解決することが難しいといったことにもなりかねません。
コミュニケーション能力
意外と必要なのがコミュニケーション能力です。

仕事でプログラミングをやる以上、チームでやることがほとんどです。
個人でやるということはあまりないでしょう。
メンバーとの意思疎通はもちろん、違うチームとの連携も非常に重要です。
向上心
どんな仕事でも必要な気もしますが、向上心がない人はプログラマーに向いていません。
私が新入社員としてソフト開発の会社に入社したときに言われた言葉で印象に残っているのが以下の言葉です。
「プログラミングは、一生勉強の世界」
まさに、その通りだと思いました。
IT業界は進化が早く、常に新しい技術を追い続けていく必要があります。
だからこそ衰退することもないとも思っています。
プログラミング独学が難しいと感じている方へ
もし、プログラミング独学が難しいと感じているなら、自宅にいながら、現役のプロに学ぶことができる TechAcademy(テックアカデミー)がおすすめです。

独学のデメリットは、自分が間違っていることに気が付かないことです。
環境はそれぞれで、勉強慣れしているかどうかなども関係あります。
本気でプログラミングを仕事にしようとしているのであれば、専門学校へ通うことを考えれば安いものです。
最後に
今回は、プログラミングに数学の知識は必要かという話でした。
数学の知識は、厳密には必要ありません。
しかし、プログラマーに必要な論理的思考能力を育てるのに、数学は最適な科目です。
集合と論理、場合の数と確率は、実は公式を使わなければ、小学生でも解けたりすることがあります。
逆に公式だけ覚えても本質を理解していないと解けない分野だったりします。
物事の本質について考える癖をつけて、当たり前とか常識といった言葉で終わらせるような人間にならないようにしましょう。
コミュニケーション能力と向上心も必要なので忘れずに。