※この記事は「2024年2月7日」に更新しました。
バッチファイルで複数フォルダを開く方法について。
作業をしていて、いつも思うのが以下のようなことです。
- 毎回、特定のフォルダを開くのが面倒
- 複数フォルダを開くときは、特に面倒
パソコン作業は、マルチで行うことも多い ので、このようなことは珍しいことではありません。
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
バッチファイルで複数フォルダを開く方法
startコマンドを使えば、実現可能です。
以下は、サンプルプログラムです(バッチファイル)。
テキストエディタなどで編集し、拡張子(.bat)で保存すれば、簡単に作成することができます。
@echo off rem エクスプローラで複数フォルダを開く(最小化) start "" /min "C:\Users\Owner\Documents" start "" /min "C:\Users\Owner\Documents\ブログ" start "" /min "C:\Users\Owner\Pictures"
ただし、最後のパスは、あくまで私の環境で指定したものなので、自分が開きたいフォルダに合わせて変更しましょう。
startコマンドは、一つ目のダブルクォーテーションで囲まれたものを窓のタイトルとして認識します。
そのため、何も囲まれていないダブルクォーテーションが引数として指定されています。
/min は、startコマンドのオプションで、指定すると窓を最小化して起動することができます。
フォルダのパスを調べる方法
先ほどのバッチファイル、startコマンド、最後の引数にフォルダのパスが指定されています。
例えば、以下の場合。
C:\Users\Owner\Documents
Cドライブの中にある Usersフォルダの中にある Ownerフォルダの中にある Documentsフォルダということです。
フォルダのパスを調べる方法は、簡単です。
エクスプローラ上でフォルダを右クリックし、プロパティをクリックします。
すると、場所という項目があるので、そこで確認ができます。
ただし、末尾に区切り文字(円マーク)とフォルダ名を指定するのを忘れないようにしましょう。
デスクトップにショートカットを作成して効率化
バッチファイルを作成したら、ショートカットをデスクトップに作成して、すぐに実行できるようにしておきましょう。
対象ファイルを右クリック → 送る → デスクトップ(ショートカットを作成)
パソコン起動後、作業開始のタイミングでバッチファイルのショートカットから実行すれば、すぐに複数フォルダを開くことができます。
ショートカットキーを上手く使えば、パソコン作業は更に効率アップします。
Windows で使える便利なショートカットキー早見表 は、以下の記事で紹介しています。
最後に
今回は、バッチファイルで複数フォルダを開く方法について、解説しました。
ちょっとしたことですが、決まった作業を毎日するような場合、大きな無駄になってきます。
私のように毎日パソコン作業をする方にとっては、便利なバッチファイルなので、興味のある方は一度お試し下さい。