※この記事は「2024年3月31日」に更新しました。
- 推薦で入学したけど思っていた内容と違った
- 何も考えずに進路を決めてしまった
- 金銭的に余裕がない
上記が理由で大学を辞めたい理系学生もいるかと思います。
辞めたらどんな選択肢があるのか、元理系大学生の管理人が解説します。
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
目次
大学を辞めたい理系学生は意外とたくさんいる
- 単位が足りなくて、どう考えても卒業が難しい
- 金銭的な余裕がなく、アルバイトとの両立が難しい
大学は、本で調べるなり、人に聞くなりして、自分で解決する能力が高校以上に求められます。
例えば、自分の向いていないことなどを、金銭的に余裕がない状態でこなすことは大変です。
私も途中で金銭的に厳しい状況になり、アルバイトを週5でこなし、奨学金の額も増やしました。
大学院に行くか、就職するか、ギリギリまで悩み、最終的には就職することになりました。
私自身、今となっては良い経験をさせてもらったと思っていますが、お金をかけずに中退して良かった という人もいるはず。
実際に私の知りあいでも、卒業しないで中退して、専門学校に通ってエンジニアになった人もいました。
あと、高校時代に教師に理系が向いていると言われたけど、入学してみると理系ではないことに気付いて中退した人もいました。
大学を辞めたい理系学生の選択肢
- とりあえず大学は卒業する
- 大学を辞めて、若いうちに違う道を探す
それぞれ解説します。
とりあえず大学は卒業する
大学を卒業すれば、中退するより選択肢は広がるので、できるなら卒業しておいた方が無難です。
モチベーションやメンタルなどが原因の場合、時間をかけることで解決することもあります。
現時点で 1、2回生の場合、3回生以降で巻き返すことも可能です。
私も 1回生の頃、必修科目の単位を落とした経験がありますし、2回生の頃は、1回だけ授業に出て、その後行かなくなったものもあります。
辞めたい理由が金銭的なものであれば、奨学金を借りることで解決します。
私立大学理系の場合、結構大変ですが、一般的な借金とは利息がまるで違います。
利息がかからないものもありますし、理由があれば返還猶予や一定期間減額といった相談もできることがほとんどです。
長期間(例えば、20年以上など)かけて返済することもあります。
留年するくらいにまでなっていると、無理してお金をかけるより別の道を探した方が良いこともあります。
大学を辞めて、若いうちに違う道を探す
大学を卒業するメリットが感じられなかったり、自分が向いていないと思ったら辞めるという選択も有効だと思います。
お金をかけて、ダラダラ過ごすより、見切りをつけた方がメリットは大きいです。
辞めた後、目的もなくアルバイトを何年も続けたり、何もしない期間が続いてしまうと就職活動に影響が出てしまいます。
大学卒業以外の選択肢【新しい道】
大学卒業以外の選択肢 には、以下のようなものが考えられます。
- プログラミングスクールに通って、エンジニアを目指す
- Webマーケティングスクールに通って、Webマーケターを目指す
- その他専門学校などに通って、なりたい職種を目指す
それぞれ解説します。
プログラミングスクールに通って、エンジニアを目指す
理系の大学を辞めて、エンジニアになったという方は意外と多いです。
需要のある分野で収入も多い傾向がある ので、興味のある方にはおすすめです。
まだ大学に通っているなら、ドットインストール のようなサービスを利用してみて、適正があるか確かめてみましょう(無料で利用できる部分もあります)。
ドットインストールとは【無料でどこまでできる?】 という記事で詳しく解説しています。
特に働いていない場合、インプットばかりしていても、時間だけ過ぎていく可能性が高いです。
TechAcademy は、未経験からエンジニアになることを意識したカリキュラムが組まれています。
TechAcademyキャリアという、受講生限定の就職支援サービス を利用すれば、学習から転職(就職)まで一貫してできます(無料)。
スクールに通ってエンジニアになれば、新卒未経験でエンジニアになるよりも有利な立場でスタートダッシュすることができます。
Webマーケティングスクールに通って、Webマーケターを目指す
エンジニアと同様、将来性が高く、やりがいのある職種なので人気もあります。
数字を扱ったり、データを分析したりするので、今まで積み重ねてきた数学的思考力を活かすこともできます。
どんな Webマーケターを目指したいか、目的がハッキリしない方は在学中に Withマーケ のような月額制スクールに通うのも一つの方法です。
月額制なので、辞めたときのリスクが少ないのもおすすめポイントです。
デジプロ のような、期間が決まったスクールに通い、就職してしまうのも一つの方法です。
注意点は、就職したときに後悔しないようなスクール選びをすることです。
例えば、先ほど紹介したデジプロは就職に強いスクールですが、プランニング提案よりも実際に広告を運用することを重視しています。
その他専門学校などに通って、なりたい職種を目指す
費用は多少かかりますが、専門学校などに通って、なりたい職種を目指すのも一つの道です。
就職をイメージできていない場合、大学を辞めるパターンと同じになる可能性もあります。
そこだけは注意しましょう。
最後に
大学を辞めたい理系学生の選択肢について、解説しました。
私の時代(15年以上前)は、新卒カードが有効で未経験からエンジニアになることができました。
現在も続いているかどうかはわかりませんが、少なくとも私よりエンジニア経験は上のはず。
このように考えると、大学を中退しても、若いうちならいくらでもやり直せると言えます。
理系の場合、大学院に進学するケースも多いので、大卒だとほとんどが大学で学んだことと無関係な職に就きます。
大学を辞める場合は、できるだけ若いうちに新しい道を探すことをおすすめします。