ChatGPT の凄いところ【ブログで使えるのか解説】

※この記事は「2023年4月19日」に更新しました。

ChatGPT が世界中で話題になっています。

  • ChatGPT で何ができるの?
  • どうして話題になっているの?
  • 使いこなす必要はあるの?

上記のような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、元エンジニアである管理人が ChatGPT の凄いところ を解説します。

最後の方で、ブログ作業で使えるかも解説していきます。

タカフミ
記事を書いている管理人の経歴は、以下の通りです。
  • 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
  • WordPress歴、10年以上
  • パソコン販売歴、約5年

ChatGPT とは

ChatGPT とは
※ OpenAI(公式)より引用

ChatGPT とは、OpenAI が2022年11月に公開した対話型AI(チャットボット)です。

リリースからわずか 5日間で、ユーザー数は 100万人を突破。

2023年1月には、マイクロソフトが OpenAI に数十億ドルの出資を行うことが報じられるなど、成長性も注目されています。

タカフミ
ChatGPT は、GPT-3 と呼ばれる API がベースになっています。
無料版の ChatGPT は、GPT-3.5 と呼ばれるモデルです。

現在は、GPT-4 がリリースされ、ChatGPT Plus に課金したユーザーが利用できます。

有料プランは、毎月20ドルで利用可能です。



ChatGPT の凄いところ

ChatGPT の凄いところは、以下の通りです。

  • 抽出ではなく生成ができる
  • 人間のような自然な会話が連続してできる
  • 間違いを指摘することができる
  • 専門知識のない人でも使える
  • 感情がないところ

それぞれ解説していきます。

抽出ではなく生成ができる

従来の AI は、文章から必要な部分を抽出したり、要約するのがメインでした。

ChatGPT の凄いところは、与えられた少ない情報から、新しいテキストを生成できるところ。

タカフミ
実用面で将来性を期待されている理由の一つです。

人間のような自然な会話が連続してできる

ChatGPT は、1往復で終わりではなく、連続して会話ができます。

対話を繰り返す、壁打ち相手のような使い方も可能です。

何度も繰り返して使うことで調整することもできます。

間違いを指摘することができる

ChatGPT は間違いを指摘することができます。

こちらが間違ったことを伝えた場合、前提条件の間違いを指摘してくれます。

従来のものだと、前提条件が正しいものとして回答されます。

専門知識のない人でも使える

従来のテキスト生成 AI は、API など少し専門的な設定や動作環境が必要でした。

タカフミ
ChatGPT は、専門知識のない人でも気軽に使えます。

限られた人しか使えないわけではありません。

一般ユーザーが使えるようになったことも凄いところです。

感情がないところ

AI には感情がありません。

このように書くとマイナスに思うかもしれません。

しかし、感情が物事を進める上で、マイナスに働くこともあります。

例えば、部下にやって欲しい仕事があったとします。

成長させるために、条件を付けたり、間違いを指摘することもあるでしょう。

ただ、感情があるために、途中でやめてしまうこともあるかもしれません。

これが ChatGPT だと、感情がないので、条件を付けたり、間違いを何度も指摘することで調整することができます。



ChatGPT を使うときに気を付けたいところ

タカフミ
ChatGPT は万能ではありません。

以下は、使う上で気を付けておきたいポイントです。

  • Web上に存在している情報をベースに学習している
  • ChatGPT は間違った文章も生成する
  • 手直しやファクトチェックする必要がある

それぞれ解説します。

Web上に存在している情報をベースに学習している

ChatGPT は、Web上に存在している情報をベースに学習しています。

私たちが経験していることの中には、ググっても出てこないことがあります。

専門家と呼ばれている人が、ブログを書くことも少ないかもしれません。

このように考えると、生成された情報を鵜呑みすることは非常に危険だと言えます。

タカフミ
これは ChatGPT に限った話ではありません。

ChatGPT は間違った文章も生成する

ChatGPT は間違った文章も生成します。

これには、理由があり、まずベースとなる学習情報がネット上のデータであるということ。

そして、ChatGPT は確率で文章を生成していること。

これらが原因です。

この点を踏まえた上で次の点に留意する必要があります。

手直しやファクトチェックする必要がある

間違った文章も生成するということは、人間の手直しが必要ということです。

ファクトチェック(事実かどうか確認する作業)も必要です。

ChatGPT はブログで使える?

ChatGPT はブログで使える?

ChatGPT はブログ作業で使えるか?

タカフミ
結論は、使い方次第です。

例えば、完全に ChatGPT だけで完成形の文章を作成するのは現状難しいです。

あくまで、Web上に存在している情報をもとに学習しているに過ぎないからです。

もちろん、大量のデータを学習し、ある意味で場数を踏んでいる状態かもしれません。

しかし、事実かどうかよりも、確率的に判断して、文章を生成しています。

更に言えば、ベースとなる学習情報は、過去にインターネットに存在したものです。

それでは、全く使えないと思う人もいるかもしれませんが、それは違います。

例えば、上手く調整して、設定をすれば、たたき台を作るのには適しているかもしれません。

最終チェック(ファクトチェック)は、人間の手で行う必要があります。
タカフミ
しかし、間違った情報を伝える人間はたくさんいます。

このように考えると、感情のない AI の強みを活かした使い方はできそうです。

最後に

今回は、ChatGPT の凄いところを解説しました。

個人的には、賢い人が使えば、どんどん賢くなっていくツールだと思いました。

ネットの情報を鵜呑みする危険性を理解している人が使えば、最高のツールになるはずです。

大切なことは AI を理解して、得意なことは任せてしまうということです。

価値観は人それぞれで、全ての人が完璧なものを求めているわけではありません。

むしろ、共感して欲しかったり、自分で答えを導き出したかったりするものです。

タカフミ
感情のない AI に価値観の判断を任せることは難しいでしょう。

このように考えると AI が人間を超えるといったことはなく。

上手く共存していくことができると私は考えています。