※この記事は「2025年6月4日」に更新しました。
- 推薦で入学したけど思っていた内容と違った
- 何も考えずに進路を決めてしまった
- 金銭的に余裕がない
上記が理由で、大学を辞めたい理系学生もいるかと思います。
辞めたらどんな選択肢があるのか、元理系大学生の管理人が解説します。

- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
目次
大学を辞めたい理系学生は意外とたくさんいる


- 単位が足りなくて、どう考えても卒業が難しい
- 金銭的な余裕がなく、アルバイトとの両立が難しい
大学は、本で調べるなり、人に聞くなりして、自分で解決する能力が高校以上に求められます。
例えば、自分の向いていないことなどを、金銭的に余裕がない状態でこなすことは大変です。
私も途中で金銭的に厳しい状況になり、アルバイトを週5でこなし、奨学金の額も増やしました。

大学院に行くか、就職するか、ギリギリまで悩みました。
最終的には、就職することになりました。
転職を繰り返し、高校卒業して積み上げて、昇進した人より給料が安い。

しかし、お金をかけずに中退して良かった という人もいるはず。
実際に知り合いで、卒業しないで中退して、専門学校に通ってエンジニアになった人もいました。
あと、高校時代に教師に理系が向いていると言われたけど。
入学してみると、理系ではないことに気付いて中退した人もいました。
大学を辞めたい理系学生の選択肢


- とりあえず大学は卒業する
- 大学を辞めて、若いうちに違う道を探す
それぞれ解説します。
とりあえず大学は卒業する
大学を卒業すれば、中退するより選択肢は広がるので、できるなら卒業しておいた方が無難です。
私の体感ですが、社会人と大学生では、圧倒的に社会人の方が大変だからです。
モチベーションやメンタルなどが原因の場合、時間をかけることで解決することもあります。
現時点で 1、2回生の場合、3回生以降で巻き返すことも可能です。
私も 1回生の頃、必修科目の単位を落とした経験がありますし、2回生の頃は、1回だけ授業に出て、その後行かなくなったものもあります。

辞めたい理由が金銭的なものであれば、奨学金を借りることで解決します。
私立大学理系の場合、結構大変ですが、一般的な借金とは利息がまるで違います。
利息がかからないものもありますし、理由があれば返還猶予や一定期間減額といった相談もできることがほとんどです。
長期間(例えば、20年以上など)かけて返済することもあります。

留年するくらいにまでなっていると。
無理してお金をかけるより、別の道を探した方が良いこともあります。
大学を辞めて、若いうちに違う道を探す
大学を卒業するメリットが感じられなかったり、自分が向いていないと思ったら辞めるという選択も有効だと思います。
お金をかけて、ダラダラ過ごすより、見切りをつけた方がメリットは大きいです。

辞めた後、目的もなくアルバイトを何年も続けたり、何もしない期間が続いてしまうと就職活動に影響が出てしまいます。
大学卒業以外の選択肢【新しい道】

大学卒業以外の選択肢には、以下のようなものが考えられます。
- プログラミングスクールに通って、エンジニアを目指す
- Webマーケティングスクールに通って、Webマーケターを目指す
それぞれ、国自体が人材育成を強化したいと考えている分野でもあります。

順番に紹介していきます。
プログラミングスクールに通って、エンジニアを目指す
理系の大学を辞めて、エンジニアになったという方は意外と多いです。

とはいえ、高校数学くらいの知識があると、有利なケースは多いです。
需要のある分野で収入も多い傾向があるので、興味のある方にはおすすめです。
まずは、ドットインストール のようなサービスを利用してみて、適正があるか確かめてみましょう(無料で利用できる部分もあります)。
ドットインストールとは【無料でどこまでできる?】 という記事で詳しく解説しています。
適正があることが確認できたら、就職活動を意識したスクールに通います。
できるなら、大学には籍を置いた状態で通うのが理想です。

TechAcademy は、未経験からエンジニアになることを意識したカリキュラムが組まれています。

TechAcademyキャリアという、受講生限定の就職支援サービスを利用すれば、学習から転職(就職)まで一貫してできます(無料)。
スクールに通ってエンジニアになれば、新卒未経験でエンジニアになるよりも有利な立場でスタートダッシュすることができます。

Webマーケティングスクールに通って、Webマーケターを目指す

エンジニアと同様、将来性が高く、やりがいのある職種なので人気もあります。
数字を扱ったり、データを分析するので、高校数学の知識はあるに越したことはありません。
フリーランスを目指す方は、Withマーケ のような、スクール在籍中に実積や経験を積めるスクールがおすすめです。

このスクールは、SEOライター、インスタ運用代行者など。
Webマーケターになる前に、やっておくと強い経験を実績含めて積み上げることができるコースがあります。
成果を出しやすい理由を分析した結果、5~10分の動画にあるという結論に至りました。

コース終了後は、月額料金で質問回答機能など、学習環境を維持することができます。
未経験からプロになる場合、クライアント先で相談できない状況というのは、あり得る話です。
仕事に就いた後、活躍までサポートしてくれるスクールは貴重です。

最後に
大学を辞めたい理系学生の選択肢について、解説しました。
私の時代(15年以上前)は、新卒カードが有効で。
未経験からエンジニアになることができました。

大学院に行くかどうか迷って、ずるずるやるべきことを引き延ばしていました。
ポジティブな理由で選択しておらず、4回生の夏を過ぎた頃に残っていた企業を選びました。
その後、激務などが理由で 1年で退職しました。
残ったのは、少しの経験と基本情報技術者という資格のみ。

30代直前くらいに会ったときは、それなりの収入で身に付けているものも裕福な印象でした。
現在も続いているかどうかはわかりませんが、少なくとも私よりエンジニア経験は上のはず。
このように考えると、大学を中退しても、若いうちならいくらでもやり直せると言えます。
理系の場合、大学院に進学するケースも多いので。
大卒だと、ほとんどが大学で学んだことと無関係な職に就きます。
大学を辞める場合は、できるだけ若いうちに新しい道を探すことをおすすめします。