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WordPress で子テーマを作成する方法【カスタム】

※この記事は「2025年9月24日」に更新しました。

WordPress(ワードプレス)をカスタムするときは、子テーマを利用するべきです。

  • アップデートで、カスタムした内容が上書きされるのを防ぎたい
  • 頻繁にカスタムするので、親テーマを編集したくない

このような方のために、子テーマを作成する方法を解説します。

タカフミ
記事を書いている管理人の経歴は、以下の通りです。
  • WordPress歴、10年以上
  • 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
  • Withマーケ会員(2022年10月入会)

子テーマを作成する前に

子テーマを作成する前に、本当に必要かどうか確認しましょう。

  • テーマ開発者があらかじめ子テーマを用意してくれている
  • テーマ編集をしない(カスタムしない)
管理人
上記の場合、子テーマを作成する必要がありません。

テンプレートファイル(PHPファイルなど)を編集するような場合。

子テーマを作成しておきましょう。

こうすることで、親テーマを編集することなく、トラブルを未然に防ぐことができます。

WordPress で子テーマを作成する方法

WordPress で子テーマを作成する方法

WordPress(ワードプレス)で子テーマを作成する方法を解説します。

  1. 子テーマのフォルダを作成する
  2. style.css、functions.php を作成する
  3. 子テーマを有効化する

順番に解説していきます。

子テーマのフォルダを作成する

テーマ開発者が子テーマを用意していない場合、自分で作成する必要があります。

管理人
WordPress のテーマは、以下の階層にあります。
wp-content/themes

この階層に、子テーマのフォルダを作成します。

親テーマ名-child といったわかりやすい名前を付けます。

style.css、functions.php を作成する

続いて、style.css、functions.php を作成します。

管理人
まずは、style.css から。
/*
Theme Name: 子テーマの名前
Template: 親テーマ名(フォルダ名)
*/

最低限、必要なものが、Theme Name、Template です。

Template に関しては、FTPソフトを使って、wp-content の themesフォルダの中を確認すれば、親テーマ名(フォルダ名)がわかります。

もっと詳しく書くには、以下の項目も追加します。

  • Theme URI:テーマサイトの URI
  • Description:テーマの説明
  • Author:作者の名前
  • Version:テーマのバージョン
  • License:テーマのライセンス
  • License URI:テーマのライセンスのURI
管理人
次に、functions.php を作成します。

以下の内容をテキストエディタで記述します。

<?php
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' );
function theme_enqueue_styles() {
    wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
    wp_enqueue_style( 'child-style',
        get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css',
        array('parent-style')
    );
}
?>

functions.php は、重要なファイルなので、文字コードや改行コードに幅広く対応している、高機能エディタ(サクラエディタなど)で編集することをおすすめします。

functions.php の文字コードは?
functions.php の文字コードは UTF-8(BOM なし)、改行コードは LF が推奨されています。Windows で編集するときは、注意した方が良いかもしれません。

子テーマを有効化する

最後に、WordPress の管理画面から子テーマを有効化します。

これでカスタムする準備が整いました。

子テーマを使った具体的なカスタム方法

WordPress(ワードプレス)は、親テーマと子テーマで同じ名前のファイルが存在すれば、子テーマのファイルが優先的に読み込まれるようになっています。

管理人
この仕組みを利用します。

例えば、single.php をカスタムしたい場合、single.php を親テーマフォルダから子テーマフォルダへコピーします。

これで、子テーマを有効化している場合、子テーマフォルダの single.php が優先的に読み込まれるようになります。

手動バックアップと併用することで、安心してカスタムすることができます。

最後に

WordPress(ワードプレス)で子テーマを作成する方法について、解説しました。

HTML、CSS、PHP を学習すれば、WordPress をカスタムすることは可能です。

PHP は入門レベルでも問題ありません。

最短でブログ収益化を目指したい方は、有料テーマを導入することをおすすめします。

管理人
有料テーマであれば、カスタムする必要はほとんどありません。
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