※この記事は「2023年3月3日」に更新しました。
PowerShell(パワーシェル)のコマンドレットについて。
コマンドプロンプトだとコマンドのようなものです。
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目次
コマンドレットとは
コマンドレット(Commandlet)とは、PowerShell(パワーシェル)で動作するコマンドのことです。
コマンドレットを使うことで色々なことができるようになります。
コマンドレットの命名規則
コマンドレットの名前には、規則性があります。
名前を見ると処理の内容がなんとなくわかるように工夫されているということです。
入力補完機能
それでは、実際にどんなコマンドレットがあるか確認してみます。
PowerShell に以下のコマンドレットを入力します。
Get-Command
ここでコマンドプロンプトに慣れている方は面倒だと思いませんでしたか?
私は思いました。
しかし、PowerShell には入力補完機能があります。
下記のように入力してみましょう。
Get-Co
ここで Tabキー を押します。
すると、入力補完機能のおかげで Get-Command が入力されるわけです。
これで、コマンドレットが長いという問題は解決しました。
エイリアス
PowerShell では、コマンドプロンプトでできたことはほとんどできます。
この理由は、エイリアスという機能が働いているからです。
例えば、フォルダの内容を一覧表示するコマンドレットは以下の通りです。
Get-ChildItem
コマンドプロンプトで言うと dirコマンドと同じようなものです。
以下のコマンドレットを実行してみます。
Get-Alias
すると、エイリアスの一覧が表示されます。
コマンドプロンプトの内部コマンドも登録されていると思います。
コマンドレットの紹介
Get-Command
Get-Command は、自分の環境で使えるコマンドレットの確認ができます。
Get-Command
Get-Alias
Get-Alias は、エイリアスの一覧を表示してくれるコマンドレットです。
Get-Alias
Get-Help
Get-Help は、PowerShell のヘルプコマンドです。
例えば、Set-Location というコマンドレットを調べるときは以下のように入力します。
Get-Help Set-Location
ちなみに -Online というパラメータを追加するとブラウザで知りたいコマンドレットのヘルプが表示されます(マイクロソフト公式サイト)。
最後に
今回は、コマンドレットについて、紹介しました。
というか覚える必要もないと思います。
今回紹介した、Get-Command、Get-Alias、Get-Help だけ覚えておけば調べることができるのでなんとかなります。