※この記事は「2021年10月24日」に更新しました。
Yoast SEO は、SEO対策系プラグインとして有名です。
All in One SEO とよく比較されますが、個人的にはこちらのプラグインの方が好みです。
そこで、WordPress(ワードプレス)を長年使ってきた管理人が Yoast SEO の使い方、設定方法を解説します。

- WordPress歴、約10年
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- パソコン販売歴、約5年
目次
Yoast SEO とは
Yoast SEO は、SEO対策系プラグインとして非常に有名です。
All in One SEO も有名ですが、Yoast SEO は世界的にも圧倒的な人気を誇っています。
基本的な内部SEO(タイトル、メタディスクリプション)はもちろん、XMLサイトマップ、パンくずリストなど、細かい SEO対策ができます。
Yoast SEO をインストールする前に
Yoast SEO をインストールする前に、本当にこのプラグインが必要か、確認してから導入することをおすすめします。
テーマによっては、相性が悪いもの(機能が重複するなど)も存在します。
特に有料テーマは、こういった SEO対策系プラグインが必要ないことも多いです。
基本的にテーマを選んでから、プラグインを選ぶのがベストです。
注意しましょう。
Yoast SEO のインストール

Yoast SEO を導入します。
まずは、プラグインをインストールしましょう。
プラグイン → 新規追加 からプラグインを追加します。
プラグインの検索… から Yoast SEO と入力して検索します。
表示されたら、今すぐインストールをクリックして、プラグインを有効化 をクリックします。
Yoast SEO の使い方(設定方法)
インストールしたら、設定をしていきます。
SEO対策は、サイトの性質や個人の考え方によって、意見が色々あるかと思います。
今回、紹介するのは、一般的なブログで設定する場合、私が最適だと思ったものです。
個人的に、特に重要だと思った項目を中心に設定していきます。
ダッシュボードで問題点を確認

まず、Yoast SEO のダッシュボードを確認します。
一般 → ダッシュボード → 問題点
問題点という項目があります。
ここで、もし問題点が表示されている場合は、画面のアドバイスに従って、一つずつ解決していくことをおすすめします。
XMLサイトマップの設定
Yoast SEO は、XMLサイトマップを生成することができます。
一般 → 機能 → XMLサイトマップ
個人的には、他のプラグインで設定しています。
ちなみに私が使っているプラグインは、Google XML Sitemaps です。
重複すると問題なので、オフに設定します。
ウェブマスターツールの設定

この設定は、Googleサーチコンソールや Bingウェブマスターツールを設定する項目です。
一般 → ウェブマスターツール
好みが分かれるところですが、個人的にはプラグインに依存せずに連携しているので、入力していません。
ホームページと投稿ページ
ホームページ(TOPページ)のタイトルタグとメタディスクリプションを設定することができます。
検索での見え方 → 一般 → ホームページと投稿ページ
私は、固定ページをフロントページ(ホームページ)に設定しているので、固定ページの編集画面で設定します。
コンテンツタイプ
投稿ページや固定ページに対するデフォルトの検索での見え方を設定します。
検索での見え方 → コンテンツタイプ
個人的には、設定はデフォルトのままで運用しています(初期状態)。
メディア・添付ファイル

メディア・添付ファイル URL に関する、検索での見え方です。
検索での見え方 → メディア・添付ファイル URL
WordPress の仕様で画像ごとの個別ページが作成されることがあります。
画像ページは、SEO効果がほとんどないので、推奨設定通り、リダイレクトしておきましょう。
カテゴリー

カテゴリーページを検索結果に表示させるかどうかです。
検索での見え方 → タクソノミー → カテゴリー → カテゴリーを検索結果に表示しますか?
好みが分かれるところだと思いますが、基本的にインデックス(はい)させて問題ないと思います。
ただし、内容が薄い場合は、noindex(いいえ)も検討しましょう。
タグ
タグページを検索結果に表示させるかどうかです。
検索での見え方 → タクソノミー → タグ → タグを検索結果に表示しますか?
タグは重複することもあるので、noindex(いいえ)を設定します。
開発者ツールなどで実際にコードを確認してみましょう

設定したら、ブラウザの開発者ツールなどで、実際にコードを確認してみましょう。
例えば、Chrome(クローム)の場合、F12キーを押すとソースコードが確認できます。
おそらく、よくわからないメタタグもあるかと思いますが、タイトルタグやメタディスクリプションなど、最低限の部分が設定されているか念のため確認します。
最後に
いかがでしょうか。
今回は、Yoast SEO の使い方について、解説しました。
SEO対策系プラグインは、インストールするだけで効果を発揮するという単純なものではありません。
最低限の知識がない場合、SEO的にマイナスになることもあるので、注意しましょう。