WordPressの初期設定【初心者向け】

※この記事は「2021年9月6日」に更新しました。

今回の記事は、WordPress(ワードプレス)の初期設定について。

初期設定は、非常に重要です。

ここを適当にやってしまうと、めちゃくちゃ後悔します(以前の私のように)。

インストールが終わると早速デザインを変えたり、記事を書いたりしたいところですが、我慢してください。

WordPress歴、約10年の管理人が解説します。

WordPress の初期設定

WordPressの初期設定

WordPress(ワードプレス)の初期設定について、説明します。

ユーザーのニックネームを設定する

ユーザーのニックネームを設定する

意外と重要なのが、ユーザーのニックネームを設定することです。

理由は、ここを設定していないとログインするときのユーザー名を公開してしまう可能性があるからです。

例えば、投稿者名が表示されるようなページだとそのまま公開されるというわけです。

これは、セキュリティ的にあまりよろしくないので、設定しておきましょう。

WordPress 管理画面にログインして、ユーザー → あなたのプロフィール をクリックします。

ニックネーム(必須)という項目があるのでニックネームを入力します。

すぐ下に ブログ上の表示名 というドロップダウンリストがあるので、入力したニックネームを選択します。

最後に プロフィールを更新 をクリックします。

ユーザー名を公開したくない場合は?

実は、ニックネームを設定するだけでは、セキュリティ対策としては不十分です。

Edit Author Slug というプラグインを導入すれば、ユーザー名を隠すことができます。

詳しくは、下記記事をご参照下さい(導入するタイミングは、初期設定が終わって、テーマを選んでから)。

Edit Author Slug の設定方法【セキュリティ対策】

Edit Author Slug の設定方法【セキュリティ対策】

2021年5月2日

サイト名とキャッチフレーズ

サイト名とキャッチフレーズ

設定 → 一般 をクリックします。

すると、サイト名とキャッチフレーズを設定できる項目があります。

サイト名

サイト名は、検索エンジンの結果に表示されるものです。

昔は、キーワードを含んだサイト名が多かったのですが、最近はどちらかというとブランディングを意識したものをつける方が多いです。

サイトタイトルで指名検索されるぐらいの価値があるサイトを作れば、覚えやすいサイト名の方が良いということです。

キャッチフレーズ

キャッチフレーズに入力したテキストは、メタディスクリプションとして通常は扱われます。

ただ、使用するテーマによっては、SEO上、好ましくないところに使われる場合があります。

メタディスクリプション設定は、All In One SEO Pack というプラグインをインストールして設定することをおすすめします。

パーマリンクを設定する

次に、パーマリンクを設定します。

投稿記事の URL はデフォルトでは、以下のような形式になります。

https://独自ドメイン/?p=投稿ID

これは、SEO の観点からもあまりよくありません。

URL は、パラメータよりも意味のある英単語で記事を連想できるようなものが理想です。

設定 → パーマリンク設定 から設定することができます。

おすすめの初期設定は投稿名です。

詳しく知りたい方は以下の記事をご参照下さい。

WordPressのパーマリンク設定【おすすめは投稿名】

WordPressのパーマリンク設定【おすすめは投稿名】

2020年2月22日

表示設定の変更

表示設定の変更

次は、表示設定の変更です。

設定 → 表示設定 をクリックします。

ここで変更するところは一つだけです。

検索エンジンでの表示 というところです。

検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする にチェックを入れます。

ブログの記事数が少なく、まだ公開したくないときに有効な設定なので覚えておきましょう。

ディスカッション設定

ディスカッション設定

次は、ディスカッション設定です。

設定 → ディスカッション をクリックします。

コメント機能を使いたくないという方は、最初に 新しい投稿へのコメントを許可する のチェックを外しておくと良いでしょう。

初期設定をした後は

初期設定をした後は、やりたいことによって変わりますが、まずはテーマを選ぶことになります。

次に、選んだテーマと相性が良いプラグインを選んでいくことになります。

あとは、Googleアナリティクスの設定とサーチコンソールの設定が終われば、基本的に記事を書くことだけに集中できるようになります。

有料テーマを選んだ方が完成度が高い

私は別の記事で、有料テーマをおすすめしているのですが、理由は完成度が高いものがほとんどなので、プラグインを最低限におさえることができるところです。

もちろん All In One SEO Pack や XML-Sitemap など、最低限必要なものは導入した方が良いです。

しかし、ブラックボックスなものをたくさん入れるとセキュリティ的にあまり良くありません。

自分で全て管理してカスタムできるというなら話は別ですが、そんな人は別の方法で稼ぐことができそうです。

カスタムをサクッと終わらせて、さっさとブログ記事を書くことに集中できる環境を構築しましょう。

最後に

いかがでしょうか。

WordPress(ワードプレス)は間違ったやり方をしてしまうと、後で面倒なことになります。

アクセスがほとんどなかったり、ユーザーが離脱することが多くなったりします。

質の低い評価をされたサイトのランクを上げるのは結構大変だったりします。

正しく初期設定をして、万全の状態で WordPressブログを公開するようにしましょう。