※この記事は「2021年10月4日」に更新しました。
今回は、Windows 10 にセキュリティソフトは必要かという話。
私は、Windows XP の時代から、フリーソフトを含めて、色々なセキュリティソフトを使ってきました。
Windows 10 には、Windows Defender というものもあります。

- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、約10年
- パソコン販売歴、約5年
目次
Windows 10 にセキュリティソフトは必要か?

Windows 10 にセキュリティソフトは必要か?
結論を先に言うと、必要です。
昔と比べると Windows のセキュリティも向上していますが、それと同時にコンピュータウイルスも増えています。
セキュリティ対策は、とにかく感染する確率を減らすことが大切です。
OS(基本ソフト)にも、最低限の機能はありますが、それだけでは役不足です。
インターネットに接続しないで、スタンドアローンで使い、外部から USBメモリを接続するということも一切ないのであれば、セキュリティソフトは必要ないでしょう。
しかし、そんなパソコンの使い方をする人はほとんどいません。
以上のことから、セキュリティソフトは導入したほうが良いということになります。
セキュリティソフトが必要な理由
セキュリティソフトが必要な理由です。
コンピュータウイルスに関して、以下の現実をご存知でしょうか?
- ウイルスの約9割がインターネット経由で感染する
- ウイルスとセキュリティ対策はいたちごっこ
- セキュリティ対策をしてもウイルスに感染することはある
順番に解説していきます。
ウイルスの約9割がインターネット経由で感染する
最近は、コンピュータウイルスの約9割がインターネット経由で感染します。
例えば、ウイルスに感染しているサイトをブラウザで閲覧して、感染するということもあります。
ホームページを見るということは、ファイルをダウンロードするという行為になります。
パソコンを使っていて、インターネット検索をしないという方はほとんどいないと思います。
ウイルスとセキュリティ対策はいたちごっこ
ウイルスとセキュリティ対策はいたちごっこです。
例えば、Windows XP と Windows 10 だと、当然ですが Windows 10 の方がセキュリティが強力です。
セキュリティソフトは、簡単に言うと、ウイルス定義ファイルでウイルスを登録して、そのウイルスをブロックしてくれるという仕組みです。
コンピュータウイルスをつくっている人は、そのセキュリティの脆弱なところを探して、新しいコンピュータウイルスをつくります。
このように、いたちごっこになっているのです。
ウイルス定義ファイルが古い状態だと新しいコンピュータウイルスに対応できません。
セキュリティソフトを買い続けなければいけない理由は、ここにあるのです。
セキュリティ対策をしてもウイルスに感染することはある
セキュリティ対策をしても、ウイルスに感染することはあります。
確率の問題です。
もちろん、OS(基本ソフト)の設定を安全なものにして、ソフトの更新もまめにやって、使う期間を制限するようにすれば、感染しないかもしれません。
しかし、最近はフィッシング詐欺でも巧みなものがあったり、素人が見た目だけで判断するのが難しいものもあります(昔はわかりやすかった)。
ウイルスに感染すると自分のパソコンに被害があるだけでなく、加害者になる可能性があります。
また、金銭的な被害を受けるケースもあります。
高性能なセキュリティソフトを使って、リスクを回避することが必要になってきます。
Windows Defender があれば、セキュリティソフトは不要?
Windows 10 には、Windows Defender という無料で使えるセキュリティソフトがあります。
以前より性能も上がっているみたいで、無料ということを考えるとないよりはマシです。
しかし、ノートンやカスペルスキーといった、高性能なセキュリティソフトと比べるとどうしても見劣りします。
もちろん、古い OS(基本ソフト)よりは、感染する確率は低いのですが、Windows は使っているユーザーが多い分、どうしても狙われやすいです。
ウイルスに感染する確率を減らすという意味では、有料ソフトを導入した方が良いでしょう。
ちなみに安くて強力なものが良ければ、個人的にはカスペルスキーがおすすめです。
パソコン初心者におすすめなのは、ウイルスバスターです(サポート付もあります)。
ユーザー数が多く、セキュリティの性能を気にする方は、ノートンがおすすめです。
【番外編】Mac にセキュリティソフトは必要?
Mac はセキュリティソフトは不要だと聞いた方もなかにはいるかと思います。
Apple がソフトからハードまで総合的に管理して開発されており、Windows と比べるとシェアも少ないので感染しない。
そんなイメージがあるかもしれませんが、最近は Mac ユーザーも増えています。
この点から考えても、ウイルス対策は必要です。
Mac を使っている方もセキュリティソフトはあった方がより安全と言えるでしょう。
最後に
いかがでしょうか。
今回は、Windows 10 にセキュリティソフトは必要かという話でした。
私も Windows XP 時代は、無料セキュリティソフトを導入していました。
最近は、カスペルスキーやノートンといったものを利用しています。
昔は高性能のセキュリティソフトは重たいといったイメージがあったかもしれませんが、最近は軽いソフトが多いです。
ウイルス定義ファイルも何割かをクラウドに保管するといったものもあるので、有料であるという以外に導入しない理由がありません。
しっかり、ウイルス対策していきましょう。