現場がわからない上司【やってみせることから始まる】

※この記事は「2020年12月29日」に更新しました。

今回は、現場がわからない上司の話。

かつて、現場を把握していなかったために、部下たちの不満が爆発し、最終的に部下たちに集団で追い込まれ、退職した人を私は知っています。

どんな上司だったか、詳しい内容をここで話す気はありませんが、自分の経験だけを過信して、それを部下に強要したのが大きな原因だったかと思っています。

私は幸い上司には恵まれていて、今まで本当に色々なことを学ばせてもらいました。

学生のアルバイト時代から数えると、15年以上社会人経験のある管理人がこういう上司になると危険だということを解説していきます。

現場がわからない上司とは

現場がわからない上司とは

私は転職経験が多いので、それだけ上司も変わってきました。

もちろん、同じ会社でも異動があるので、そんなときも上司は変わります。

優秀な上司の条件というのは、色々ありますが、絶対的に必要だと思うのが、現場のことを理解しているかどうかだと思っています。

昇進していくとほとんどの職場では現場で仕事するということがなくなることも珍しいことではありません。

例えば、店舗で販売をするようなところであれば、店長が自ら販売するということはあまりないでしょう。

複数店舗を構えているような会社であれば、更に現場を知ることが難しくなってくるかと思っています。

こうなってくると細かい部分が見えなくなり、つい数字だけで判断してしまいがちになります。

これが現場がわからない上司です。



現場がわからない上司にならないためには

現場がわからない上司にならないためには、どうすれば良いのか?

簡単なのはやってみせることだと思います。

部下には優秀な人間もいれば、もしかしたらどうしようもないのもいるかもしれません。

一度やってみせれば、よほど鈍感な人以外はその人の凄さが理解できるかと思います。

「こんな仕事を上司にさせては申し訳ない」

上司が自らやっていると部下はこういう気持ちになってきます。

まずは信頼してもらうことが大切です。

それと同時に自らやることで現場のことも理解できるはずです。

数字だけでは見えない問題点や課題が発見できるでしょう。

問題を先読みできない上司は危険

現場がわからない上司は危険だという話をしてきましたが、一番の理由は問題が先読みできないからです。

私がソフト開発の仕事をしているとき、営業の経験はなかったので、営業の人がどんな想いで仕事をとってきたか理解していません。

転職して、販売の仕事を経験したときに、初めてユーザー視点で考えられるようになりました。

実際にやってみないとわからないことというのは結構あります。

現場がわからないと想定できる問題点には、以下のようなものが考えられます。

  • ある人がいなくなると仕事がまわらなくなるような体制になっている
  • 特定の人に負担がかかっている
  • できる人とできない人との差が激しい(特定の人が育っていない)

会社というところは、マニュアルがあり、正しく従えば、誰でもできるようにしておくことがある意味重要だと言えます。

  • この人がいないと困る
  • この仕事はこの人でないとできない

このような状況はあまり良いことではありません。

部下の不満もこういうところから大きくなってくることが多いです。

役職的には、やらなくて良い仕事までやっている人ももしかしたらいるかもしれません。

できる人は学べることだけ学んだら辞めたりすることも珍しくありません。

そうなったときに困って、できない(育っていない)部下に怒っても、何も解決しません。

昔は副業するということに大変なイメージがあり、転職ばかりするような人はもしかしたら少なかったかもしれません。

しかし、今は少し違うような気がします。

最後に【現場がわからない上司について】

いかがでしょうか。

今回は、現場がわからない上司についての話でした。

この記事を書いていて、大きな組織の中間管理職は本当に大変だと思いました。

記事の冒頭で書いた退職させられた上司は、個人的には相性が悪いわけではありませんでした。

もちろん、激詰めされたり、理不尽なこともありましたが、勉強になったこともありました。

本当の意味で信頼してもらうということは難しいことで、返事をしていても実際どう思っているかはわからないものです。

昇進すると自分が上の立場になったと錯覚してしまいますが、実際はそんなことはありません。

下積み時代を忘れずに、信頼される上司を目指しましょう。