※この記事は「2021年3月20日」に更新しました。
今回の記事は、WordPress(ワードプレス)のプラグインについて。
WordPress は、初心者でも簡単にブログやサイトを作ることができる、人気の CMS(コンテンツマネージメントシステム)です。
世界中の Webサイトの 30%以上が WordPress を使っていると言われています。
色々なユーザーを想定しているので、基本的な部分はシンプルです。
その代わりにプラグインというものを使って、カスタムできるようになっています。
WordPress歴、約10年の管理人が解説していきます。
目次
WordPress のプラグインとは
それでは、WordPress(ワードプレス)のプラグインについて、解説します。
プラグインとは

プラグインとは、WordPress をカスタムするためのプログラムのことです。
つまり、ユーザーが必要に応じて、インストールすることで、色々な機能を追加することができます。
プラグインには以下のようなものがあります。
- SEO対策に特化したプラグイン
- お問い合わせフォームを設置するためのプラグイン
- 記事編集が楽になるプラグイン
- セキュリティを強化してくれるプラグイン
他にもたくさんあります。
PHP や MySQL の知識がなくても使うことができるので、誰でも簡単に導入することができます。
プラグインをインストールする前に
WordPress(ワードプレス)にプラグインをインストールする前に注意しておきたいことがいくつかあります。
- テーマを決めてからプラグインをインストールする
- 有効化したら必ず動作確認を行う
- プラグインのバージョンに注意する
- 本当に必要なものだけインストールする
テーマを決めてからプラグインをインストールする
プラグインをインストールする前にテーマを決めることの方が先決です。
理由は、テーマによって、プラグインの相性があるからです。
WordPress のテーマは、無料、有料問わず、様々な機能を備えているものが多いです。
- このテーマにこのプラグインは必要ない(機能が重複するため)
- このテーマとこのプラグインは相性が悪い(不具合が起こる)
このようなことが稀にあります。
まずはテーマをしっかり決めて、どんな機能が付いているのか確認することが重要です。
WordPress のテーマについて、詳しく知りたい方は下記記事をご参照下さい。
有効化したら必ず動作確認を行う
WordPress は、オープンソースで開発されており、プラグインも個人や企業などが自由に開発することができます。
しかし、別のプラグイン同士の相性を考慮していなかったり、品質にも差があります。
ほとんどのものが公式のものではなく、サードパーティ製です。
ユーザーにとっては、ブラックボックスなので、必ず一つずつインストールして有効化したら動作確認を行うようにしましょう。
私も昔、バックアップをするプラグインを導入したときに、上手くバックアップができないことがありました。
原因がわからず、結局、手動でバックアップするのが一番だということになって、今ではバックアップは手動で行うようにしています。
プラグインのバージョンに注意する
プラグインをインストールするときは、バージョンの互換性や最終更新日を確認するようにしましょう。
つまり、現在の WordPress と互換性があるのか、アップデートされたのはいつなのかをチェックします。
本当に必要なものだけインストールする
プラグインは便利ですが、本当に必要なものだけインストールするようにしましょう。
なぜなら、プラグインをインストールすればするほど、自分のサイトにセキュリティホールができる可能性が高くなるからです。
特に初心者は、有名なものだけインストールすることをおすすめします。
自分で調べたり、解決したりするのが苦手な方は、信頼できる有料テーマを使って、開発者が動作確認をとっているものだけ最小限使う方法がおすすめです。
プラグインをインストールする
それでは、プラグインをインストールする方法を紹介します。
まずは、WordPress の管理画面にログインします。
プラグイン → 新規追加 をクリックします。
プラグインの検索… という入力フォームにプラグイン名を打ち込んで検索します。
導入したいプラグインが見つかったら、今すぐインストール をクリックして、インストールします。
インストールしたら、プラグイン → インストール済みプラグイン をクリックし、導入したプラグインを有効化しましょう。
最後に
いかがでしょうか。
今回は、WordPress(ワードプレス)のプラグインについて、解説しました。
WordPress は、使っているユーザーが多く、ネットで情報が出てきやすいので、信頼できるプラグインを使っていれば、それほど心配することはないと思います。
しかし、あまりにもプラグインを導入しすぎると、お互いが干渉しあったりして、パフォーマンスが低下したり、不具合の原因になったりします。
本当に必要かどうか、判断してから導入することが大切です。